神戸女子大学

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2017年度学位記授与式を挙行

2018.3.18 学園広報

2018年3月18日・日曜日、2017年度(第67回)学位記授与式を神戸ポートピアホテル・ポートピアホールにて執り行い、281名の学生が神女短大を巣立っていきました。

式辞で中島實学長は、新たなスタートに立つ卒業生にフランスの作家ロマン・ロランの言葉を引用し「偉大な人は自分ができることをする。しかし凡人は、できる事もしないで、できない事を望んでばかりいる」と、これから歩む人生の中で時折立ち止まって、今一度自らに問いかける機会をもって欲しいとはなむけの言葉を贈りました。

式終了後、卒業生たちは、各学科に分かれて学位記や記念品を担任の教員から受け取り、続いて行われた卒業記念パーティーでは、友人や教員との学生生活を名残惜しみながら、楽しい時間を過ごしました。

  • 学位記授与学位記授与
  • 学長式辞学長式辞
  • 理事長祝辞理事長祝辞
  • 在学生代表送辞在学生代表送辞
  • 卒業生代表謝辞卒業生代表謝辞
  • 卒業記念パーティー:記念品贈呈卒業記念パーティー:記念品贈呈
  • 卒業記念パーティー:乾杯卒業記念パーティー:乾杯
  • 卒業記念パーティー:総合生活学科卒業記念パーティー:総合生活学科
  • 卒業記念パーティー:食物栄養学科卒業記念パーティー:食物栄養学科
  • 卒業記念パーティー:幼児教育学科卒業記念パーティー:幼児教育学科
  • 卒業記念パーティー:ビンゴゲームの様子卒業記念パーティー:ビンゴゲームの様子
  • 卒業記念パーティーの司会です卒業記念パーティーの司会です
学長式辞

ここに、晴れて神戸女子短期大学を巣立っていく総合生活学科生96名、食物栄養学科生95名、幼児教育学科生90名、合計281名の皆さん、ご卒業まことにおめでとうございます。心からお慶び申し上げます。

また、本日は、皆さんの晴れの門出をお祝いするため、ご多忙の中、多くのご来賓の方々にも、ご列席をいただいております。心からお礼を申し上げます。

さらに、今日までお子様の勉学を物心ともに支え、成長を温かく見守ってこられた、ご家族の方々も、多数ご出席いただいております。神戸女子短期大学の教職員を代表しまして、心からお慶びを申し上げますとともに、皆様方のこれまでのご尽力に深く敬意を表したいと思います。

さて、ご卒業にあたり、本学を巣立っていく皆さんへのはなむけと激励の気持ちを込めて、少しお話をさせていただきます。

皆さんが入学されてからの2年間を振り返りますと、日々の授業や試験などの学業への取組みや、クラス、サークルなどの仲間との交流、そして学外でのさまざまな活動、さらに恋愛もあったかもしれません。とくに、2年生になってからの就職活動、資格試験や採用試験の受験などでは、たいへんに努力をし苦労もした人もいることと思います。

みなさんが過ごされた、この2年という期間は、人の一生からみた場合には、青年期の後期にあたり、大人になっていく過渡期の終わりに位置する時期でありました。言うなれば、大人になるための仕上げの時期を、皆さんは、この神戸女子短期大学で過ごしたわけであります。短大での学生生活はこれで卒業となりますが、皆さんの人生全体からみますと、これがゴールではなく、むしろ、一人の大人として、また、社会人として、いままさにスタートラインに立ったばかりであります。これから先には、これまで生きてきた年月より、はるかに長い50年、60年という歳月が、皆さんを待っております。

とくに申し上げたいのは、社会に第一歩を踏み出してからの10年、さらに15年は、いままで以上に、皆さんの人生にとって大切な時期となるということです。このことを示唆する例として、例えば、50年後、あるいは60年後、皆さんが高齢者になったときに、過去の自分の人生に起った、さまざまな出来事を思い出してみるとしましょう。これは専門的には自伝的記憶と呼ばれているものですが、多くの研究結果によりますと、長い一生の中でも、特に20代を中心に、10代後半から30代前半あたりに起った経験が最も多く後に思い出されることが報告されております。この理由は、この時期に進学や就職、恋愛や結婚、さらに子育てや仕事での苦労など、人生の歩みを左右する重要な選択や出来事が、多くの人に起こるためではないかと考えられています。

いずれにしましても、神戸女子短期大学で体験したことはもとより、これから先の10年、15年の間も、人生にとって重要なシーンの1つ1つとなっていく、まさに自分が生きた証しとなるような濃密な経験が、皆さんを待っています。ぜひとも、これからの人生の1コマ1コマを、苦労や困難と格闘しながらも懸命に切り開いて、実り豊かな人生となるよう歩みを進めていただきたいと心から念願いたします。

皆さんとの名残は尽きませんが、私たちは、いつも、そしていろいろなものに、さよならを言わなければならない時があります。本日の学位記授与式も、そのような時かと思います。この時にあたって、皆さんには、フランスの作家ロマン・ロランによる、たいへんシンプルな言葉を送りたいと思います。

「偉大な人は自分ができることをする。しかし凡人は、できる事もしないで、できない事を望んでばかりいる」

これは、何も「偉大な人」に限った話ではなく、私たち自身にそのまま当てはまる言葉であると思います。これから歩まれる人生の中で時折立ち止まって、できることをせずに、できもしないことばかりを望んでいないかを、今一度自らに問いかける機会を、ぜひ持っていただきたいと思います。

結びにあたり、卒業生のみなさん、ならびにご家族の皆様に一言、申し上げます。神戸女子短期大学は、昭和25年(1950年)に開学して以来、今日まで70年近くの歴史を刻んでまいりました。今後も、本学は、「自立心」をもった女性、「対話力」にすぐれた女性、「創造性」豊かな女性の育成を教育目標に掲げながら、皆様がいつまでも、誇りにできる母校であり続けるよう、教職員一同、努力して参る所存であります。これからも末永く、神戸女子短期大学を見守り続けていただきますよう、心よりお願いを申し上げまして、私からの式辞といたします。

本日は、まことに、おめでとうございます。

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