HOME地域連携・生涯学習地域連携・生涯学習のEvents2007年度 > Events詳細

地域連携・生涯学習

地域連携・生涯学習のEvents詳細

2007年10月27日

中原中也 生誕百年記念公開セミナー開催

2007年10月27日・土曜日、神戸女子大学三宮キャンパスで公開セミナー「中原中也をいまどう読むか」が、中原中也生誕百年記念事業関西実行委員会の主催、本学の後援で開催されました。午後1時の開演に先立ち、多くの中原中也ファンが続々と来場され、開始時間には既に開場が満員となり、補助椅子を出すほどの盛況でした。

神戸女子大学オープンカレッジで現代詩歌の講座をご担当の、たかとう匡子先生(詩人)の司会で、始めに倉橋健一先生(詩人・文芸評論家)の開会のご挨拶があり、続いて「これからの現代詩と中原中也」と題した基調講演が、北川 透先生(梅光学院大学特任教授・詩人)からあり、中原中也の詩人としての生き方が紹介されました。その後、宇佐美 斉先生の「フランス語になった中原中也」の講演があり、最後にシンポジウム「わたしと中也」が倉橋健一先生のコーディネートで山田兼士先生(大阪芸術大学教授)、細見和之先生(大阪府立大学人間社会学部准教授)、彦坂美喜子先生(歌人)の4人によるパネルディスカッションが行われ、それぞれの先生方のお気に入りの詩が紹介され、中也の詩の特徴や他の詩人との違い等、興味深い話が聞かれました。会場の参加者からの質問も受け、充実した秋のひと時、中原中也論を満喫していただきました。


 

▲2007年度トップへ ▲ このページのトップへ