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2012年2月14日
学園広報

中大連携教育交流

2012年2月14日・火曜日、神戸女子大学須磨キャンパスにおいて神戸市立高倉中学校との中大連携教育交流を行いました。

市立高倉中学校の2年生の男子83名と女子52名の合計135名の生徒の皆さんと引率の10名の先生方をお迎えし、受講体験のあと、実験室、実習室、図書館を見学していただきました。

最初に通常の講義時間(90分)を半分に分けて、家政学部管理栄養士養成課程の2人の教授の講義を行い中学生の皆さんに聴講してもらいました。講義内容は、前半が山本 勇教授「微生物について」、後半が瀬口 正晴教授「パンについて」でした。

中学生の皆さんは、初めて聞く専門分野を深く研究しその内容に基づいた大学教員の講義を興味深そうに熱心に聴いていました。講義が終了すると、たくさんの質問があり、講義した2人の教授も中学生ならではの柔軟な発想や疑問に感心していました。

山本教授の講義が終わったあと、瀬口教授の研究と講義の内容に関係のあるカルカデパンが参加者に配られました。このパンは神戸女子大学の文化系クラブとして活動をしているパン研究会のメンバーが焼いてくれました。

瀬口教授の講義のあとは4つのグループに分かれて、山本教授の講義で勉強した微生物を実験室に行って光学顕微鏡で観察したり、食品加工室でパンを焼いている現場を見学してもらいました。図書館も訪れて、蔵書が並んでいる書架、スタディールーム、アートギャラリーを見てもらいました。

最後に、高倉中学校の生徒代表からお礼の挨拶があり、高倉中学校の先生の「大学に行っていろんな研究をするためには、今の勉強が大事なのですよ。」という講評がありました。

中大連携事業の一環として中学生の皆さんに、大学を短い時間ではありますが紹介できました。進路を考えたり、将来の夢につながるものを少しでも見つけていただく手助けになっていることを願っています。

微生物について講義する山本 勇教授

パンについて講義する瀬口 正晴教授


お土産のカルカデパン。講義もカルカデの栄養を学びました

講義を受けた微生物を熱心に観察中


図書館でずらりと並んだ書架の間を通っています

図書館の1階のアートギャラリーで図書館の説明


アートギャラリー絵の説明

講義室、実験室、図書館へと移動中


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