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2012年10月14日
学園広報

2012年入団の学生消防団員の初めての活動

多くの参加の皆さんの前で紹介されました 消防車の機能について説明を受けます 放水訓練を受けます

2012年10月14日・日曜日、神戸市須磨区横尾椿谷公園において開催された第13回須磨区防災福祉コミュニティ大会(須磨区防災福祉コミュニティ等連絡会議主催)に10月4日に消防団に入団した4名の学生が参加し初めての活動をおこないました。

この大会は神戸市須磨区で結成された防災福祉コミュニティ21団体が集まり、身近で起こる災害にあわてず対応できるように、実践に即した訓練を実施することにより、住民による自主防災体制の充実と防災意識の高揚を図ることを目的に開催されているもので今回は13回目の開催です。

4名の学生は須磨区内の21地区の防災福祉コミュニティ、須磨消防団員、須磨消防署婦人防災安全委員の方など約800名の参加者の前で一人ひとり紹介されました。

4名の学生消防団員は、地震と津波を想定した総合訓練を見学し、消防車の機能についての説明を受けたあと各コーナーで災害時の擬似体験をしました。
スモークマシンで煙が充満した視界不良のテント内を通り抜け煙の怖さや地震体験車「ゆれるん」に乗って震度7までの地震のゆれの強さを体験しました。
また、津波や大雨による浸水を想定した水を張ったプールに長靴を履いて入り水没した長靴ではいかに歩行が難しいかも体験しました。

毛布と竹竿でつくる簡易担架を作り負傷者を搬送する実習と放水訓練も行い今後の消防団員としての活動するための基礎的な知識や技術の一端をまなびました。
最後は、航空機動隊のヘリコプターによる救助訓練を見学し訓練は終了しました。

閉会式での須磨消防署西岡署長の講評は、南海トラフで地震が起きることを念頭におかれて、
1.想定外を作らない。災害が起きたらどうなるか普段から考えてみる。
2.防災の知識と技術を身につける。
3.人と人、地域と地域のつながりを大切にして連携をとる。
と話されました。

災害での被害を最小限にとどめるためには、日頃の心構えと備えが重要であると実感できました。そのためにも消防団員となった学生には、地域の皆様とのつながりを強め、防災意識を高めていただくための活動を期待しています。

当日のアルバム


関連リンク

神戸女子大学学生消防団


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