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ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようそこ大学の研究室へ〜KAKENHI

独立行政法人、日本学術振興会による、平成19年度ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHIに、神戸女子大学のプログラムが採択されました。

プログラム紹介 講師紹介 開催報告 開催報告2[PDF:236KB]

開催報告

「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜KAKENHI オリーブオイルで「元気」を研究する」が開催されました。


独立行政法人・日本学術振興会による本学の科研費採択プログラム『オリーブオイルで「元気」を研究する−ポリフェノールからホルモン、DNAまでを体験』が9月24日・月曜日・祝日、生活科学研究館において開催されました。

当日は中学生1名・高校生40名の計41名の生徒が参加し、大学の研究を体感するためのプログラムを行いました。

オリエンテーションのあと、狩野百合子教授による『オリーブオイルで「元気」を研究する』と題して講演が行われました。オリーブオイルは他の油脂と違い果実のジュースであり、際立った特性は「身体のサビの原因」と言われる活性酸素の働きを抑えるポリフェノールが豊富に含有されていることで、そのポリフェノールは熱に弱いので必ず加熱しないで摂食することが大切であることなどが分かりやすく解説されました。油脂でありながらダイエットにも有効で健康に役立つなどの話に、 生徒たちは興味深く聞き入っていました。

講義の中にはヴィンテージと呼ばれる特別な「エキストラバージンオイル」数種類を実際にパンにつけて試食し 「一番高価」な商品を当てるクイズなど、楽しい企画も盛り込まれており充実した時間となりました。

引き続き行われた「ポリフェノール抽出実験」では、白衣(使い捨て仕様)と液等の飛散事故防止のための透明のゴーグルにゴム手袋を装着しての実験となりました。狩野教授の実験説明のあと、各実験台に1名ずつ大学院生が補助として付き実験が行われ、「実験は初めて」という生徒も多くドキドキワクワクしながら真剣に取り組んでいました。

「ポリフェノールを抽出できていると試験管内の液体の色が緑色に変わる」という説明に、試薬を入れて振る試験管内の色とにらめっこの生徒達からは、「緑色に変わった!」という声が次々にあがり実験は大成功でした。

その後は、2班に分かれての研究室見学。

竹中優教授指導のもと研究室で実際に「DNA実験」の一部を体験した生徒達からは、「DNAって初めて見た!」 と歓声があがっていました。

狩野教授の研究室ではホルモンの測定の仕方や使用機材についての説明が、ミニ講義形式で行われました。

最後のプログラムは、酵母研究をしている瀬口正晴教授によるおいしく健康作りに役立つパン作りの実験や教授が開発した「カルカデパン」についての話などを、製パン室製作の焼きたてパンを試食しながら受講しました。パンを口にした生徒達は「おいしい!」と笑顔があふれていました。

全プログラム終了後は、家政学部長である瀬口教授より一人一人に「未来博士号」が授与され、6時間に渡るプログラムは無事に終了しました。

本事業は近年の若者の「科学(理科)離れ」と言われる現象を改善することを目的として行われていますが、アンケートの感想では「化学に興味を持った」「できれば研究者になりたい」「大学での研究がどういうものかを理解できた」「オリーブオイルを健康のために使っていきたい」など、未来や健康に対する興味や「学ぶ」ことへの関心が高まったことが多数寄せられており、参加者全員が「楽しかった」と回答してくれたことは、主催側として大きな成果となりました。

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