神戸女子大学

Course


英文学専攻

専攻概要

英文学専攻は、英米文学・言語・文化の教育・研究を通じて、広い視野から事象を専門的かつ総合的にとらえられる、すぐれた言語能力を有する高度専門職業人と女性研究者の育成を目指します。前期課程では、イギリス文学、アメリカ文学、英語学の研究を中心として、客観的なテキスト分析の方法を習得すること、広く英語圏全般の文化を吸収すること、論理的思考力と表現力を獲得することに主眼を置いています。後期課程では、前期課程で蓄積した知識と研究成果をもとに、個々の研究を発展させ、その集大成として博士論文を完成させます。

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研究環境・カリキュラム

教員陣

アメリカ人教授2名をふくめた専任教員6名、非常勤講師2名の教員陣によって幅広く深い学びの機会を提供しています。イギリス文学分野では近代・現代の諸作家の研究及びシェイクスピア研究、及びイギリス研究一般、アメリカ文学分野では近・現代の作家の研究に加えてアメリ力研究一般。英語学分野では音韻論・文法論・意味論・認知言語論といった伝統的英語分野からバイリンガリズムの研究といった応用言語学をカバーする、多岐にわたる分野の専門家が揃っています。

カリキュラム

前期課程では、「特論」「演習」の授業の中で、発表・討論を奨励し、きめ細かい個別指導を行います。後期課程に入ると、自立・自存の学究者として博士論文の構想・作成を第一の目標にします。研究活動は学内だけでなく、他大学、外国の諸大学に出向き、研究発表など学会にも積極的に参加します。


博士前期課程 教育課程の概要
授業科目 担当教員
英文学特論Ⅰa・b 教授 丸橋 良雄
英文学特論Ⅱa・b 教授 湯谷 和女
米文学特論Ⅰa・b 准教授 坂元 敦子
米文学特論Ⅱa・b 教授 木村 恵子
応用言語学特論(英語教育)a・b  
英語学特論a・b 准教授 南 佑亮
国際言語文化学特論a・b 特任教授 A.ケーリ
英文学演習Ⅰa・b 教授 丸橋 良雄
英文学演習Ⅱa・b 教授 湯谷 和女
米文学演習Ⅰa・b 准教授 坂元 敦子
米文学演習Ⅱa・b 教授 木村 恵子
応用言語学演習(英語教育)a・b  
英語学演習a・b 准教授 南 佑亮
国際言語文化学演習a・b 特任教授 A.ケーリ
英文学特殊研究Ⅰa・b  
英文学特殊研究Ⅱa・b  
米文学特殊研究Ⅰa・b  
米文学特殊研究Ⅱa・b  
英語学特殊研究a・b 准教授 南 佑亮
論文指導演習a・b 各担当教員
学位論文  

博士後期課程 研究指導の概要
授業科目 担当教員
英文学特論Ⅰa・b 教授 丸橋 良雄
英文学特論Ⅱa・b 教授 湯谷 和女
米文学特論Ⅰa・b 准教授 坂元 敦子
米文学特論Ⅱa・b 教授 木村 恵子
英語学特論a・b 准教授 南 佑亮
国際言語文化学特論a・b 特任教授 A.ケーリ
英文学演習Ⅰa・b 教授 丸橋 良雄
英文学演習Ⅱa・b  
米文学演習Ⅰa・b  
米文学演習Ⅱa・b 教授 木村 恵子
英語学特殊研究a・b 准教授 南 佑亮
英語学演習a・b 准教授 南 佑亮
論文指導演習a・b 各担当教員

※a=前期開講科目 b=後期開講科目
2018年度の各課程の概要について表示しています。
なお、2019年度については担当教員を含め一部変更の可能性があります。

2019年度シラバス
文学研究科[PDF:1.17MB]
研究室の特徴

学内の研究棟には、「英文学専攻共同研究室」があります。研究室にはパソコン・プリンター・書籍・学術誌・辞書がそろえてあり、空き時間を利用して自由に学習をしたり、研究会をひらいたりすることができます。また、須磨キャンパスは世界でも有数の国際都市神戸にあり、21世紀の国際社会を切り拓く女性研究者が育つには絶好の文化的・社会的環境に恵まれています。

進路

各種教育・文化機関において生徒・学生を教育指導する教師あるいは専門家として活躍します。国際感覚や英語力をいかして多方面で活躍することが期待されます。

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教員・研究室紹介

教授 木村 恵子
研究内容

英語圏の文学、比較文学、オンライン教育の分野が専門領域。主として現代アメリカ詩研究、アフリカ系アメリカ小説研究、学習者が主体となるインターネットを活用した自律学習に関する研究を行ってきた。継続して関心があるのは、文学における悲哀の過程と創造行為との関係である。作家たちが死や喪失感とどのように向き合い、その失われた内的・外的対象を作品として描くという創造行為を通して修復してきたのか、といったことに興味がある。また古来から人々の深層心理に深く入り込んでいるギリシャ神話が時代によりどのように英語圏の作家たちの創造行為に影響を及ぼしているのか、その研究にも取り組んでいる。

教授 丸橋 良雄
研究内容

研究分野はシェイクスピア以降現代に至るまでの英国喜劇と、日本と英国の演劇との比較研究である。演劇作品は舞台で上演することを前提として劇作家が書いたものであるから、文学作品とは異なり、単に書斎でテキストを読んでいるだけでは不十分である。映画と同様にエンターテイメントの要素が大きいが、広義の総合芸術であり、演劇作品を理解する上で実際劇場に足を運んで、舞台空間・演出の仕方・役者の演技・観客反応にも留意する必要がある。研究上のキーワードは機智・ユーモア・風習喜劇・女性優位・ドラマツルギーであり、こういうものを切り口にしてアプローチしている。ライフワークは比較文化論的視点から検証した日英の女優論である。

教授 湯谷 和女
研究内容

18世紀から19世紀にかけて活躍した女性作家、ジェイン・オースティンの「ノベル・オブ・マナー」(家庭風習喜劇)に関する研究。
専門分野はイギリス近代小説の隆盛期から古典主義を経てロマンティシズムに至る近代小説確立期の作品の研究である。研究課題はイギリス近代小説を確立した二つの流れ、つまりリチャードンの心理描写とフィールディングの卓越したプロットの展開、それらを受容しつつ独自の心理写実主義を確立したジェイン・オースティンの文学手法を追究することである。オースティンがテーマとした「人は人との関わりの中でいかに生きるか」は現代人のテーマでもある。人の言葉や行動に現れた人の心理を今後の研究課題としている。

特任教授 アン・ケーリ
研究内容

「多言語使用」の現象は二つの視点から研究されている。一つは、個人の多言語使用に関するもので、特に言語の使い分けを研究するミクロ的アプローチ。もう一つは、社会や文化のレベルでの言語政策を扱うマクロ的な研究である。バイリンガリズムは常にプロセスであり、個人の成長、社会と文化の変化から影響を受けるため、この点を検討し、多言語教育を実施している「民族学校」等を研究の対象としている。

准教授 坂元 敦子
研究内容

アメリカ演劇、とくにテネシー・ウィリアムズ作品の研究をしています。作品に見られるアメリカ社会の文化的特徴、とりわけアメリカ南部社会のそれに関心を持っています。ウィリアムズ作品に強い影響を与えた他の劇作家や詩人、小説家について、また日本人作家三島由紀夫との交流についても研究しています。

准教授 南 佑亮
研究内容

専門領域は認知言語学(cognitive linguistics)で、特に構文文法理論(construction grammer)に関心を持っている。英語の構文、特に形容詞を述語とする種々の属性叙述文のカテゴリー構造と多義性について、実例の詳細な分析に基づいた研究を進めている。属性叙述文に関する先行研究は決して多くないため、動詞を中心とする事象叙述文の研究に基づいた諸理論が援用できるかどうかはいまだに不透明である。したがって、目下は個々の構文の精緻な記述に取り組みつつも、「事象」ではなく「属性」の次元での意味構造を捉える認知モデルを整備することを長期的な課題として意識している。

Campus/キャンパス

須磨キャンパス

〒654-8585 神戸市須磨区東須磨青山2-1
TEL:078-731-4416

ポートアイランドキャンパス

〒650-0046 神戸市中央区港島中町4-7-2
TEL:078-303-4811

三宮キャンパス

〒650-0004 神戸市中央区中山手通2-23-1
TEL:078-231-1001