神戸市立須磨離宮公園の特別展プレイベントでお話会を開催
2017.10.15 学園広報
「パンプキン・ムーンシャイン」の読み聞かせ
「しゃっくりがいこつ」の読み聞かせ
「おばけマンション」のパネルシアター
記念撮影
2017年10月15日・日曜日に神戸市立須磨離宮公園において「ターシャと楽しむお話会～ハロウィーン」というタイトルで、神戸女子大学の学生14名が、歌や絵本の読み聞かせ、クイズ、パネルシアターで構成されたお話会を開催しました。これは、2017年12月に開催予定の特別展「ターシャが紡ぐ物語」のプレイベントとして行ったものです。
実施したのは文学部教育学科の久野 和子准教授のゼミ生13名です。ゼミでは、学生たちが幼稚園・保育所・子ども園で教諭や保育士として活躍することを目標に、絵本に関する専門的な知識や技能と豊かな感性の習得を目指して勉学に励んでいます。さらに、実践的な学びとして、子どもたちに絵本の魅力を十分伝えることが出来るように、習得した知識や技能をもとに読み聞かせやお話会を実施し、幼児とのコミュニケーションを図るスキルなど現場での実践力も磨いています。この「ターシャと楽しむお話会～ハロウィーン」も全て学生たちが主体的に話し合いながら、選書し、プログラムを作成し、運営・実施しました。
また、大学図書館でのボランティアに積極的に取り組んでいる同好会「ビブリオ」からも1名の学生が応援に駆け付けました。
当日は朝から悪天候により同公園の入園者が少なく、小さな子どもたち向けのイベントにも関わらず、観客は大人ばかりになってしまいました。しかし、学生たちは小さな子どもがいると想定して、準備した絵本「パンプキン・ムーンシャイン」、「しゃっくりがいこつ」を読み、ハロウィーンに因んだクイズ、パネルシアター「おばけマンション」を見事に実演しました。
お話会は、同公園のお茶会や句会で使われ、普段は開放されていない「和室」で開催しました。学生たちは西洋のお祭り「ハロウィーン」に合わせて室内を飾り、おばけの妖しい雰囲気のあふれる空間を作り上げました。何度も練習した甲斐があって、情感たっぷりの歌やお話にあわせて、キーボード、笛、打楽器でBGMや効果音を演出し、少々怖くて楽しいハロウィーンの世界をしっかりと作り上げ、大人も充分楽しみ満足したお話会になりました。
12月開催の特別展「ターシャが紡ぐ物語」では、「クリスマス」をテーマに楽しいお話会を12月3日に開催します。多数のターシャ・テューダーコレクションをもつ神女大ポートアイランドキャンパス図書館も共催予定です。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
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