神戸女子大学

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2017年度学位記授与式を挙行

2018.3.16 学園広報

2018年3月16日・金曜日、2017年度学位記授与式を神戸ポートピアホテル・ポートピアホールにて執り行い、学部卒業生、大学院博士前期課程並びに修士課程修了生、学校教育学専攻科の修了生、合計791名の学生が神女大を巣立っていきました。

式辞で中島 實学長は、これから社会人としてのスタートラインに立つ卒業生に、イギリスの作家オリヴァー・ゴールドスミスの言葉を引用して「私たちとって最も栄誉なことは、一度もくじけないことではない。くじけるたびに立ち上がることにある」と新たな一歩を踏み出す学生に激励を込めた言葉を贈りました。

式終了後、卒業生たちは、各学科に分かれて学位記や記念品を担任の教員から受け取り、続いて行われた全学部一堂に会しての卒業記念祝賀会では、友人や教員との学生生活を名残惜しみながら楽しい時間を過ごしました。

  • 学位記授与学位記授与
  • 学長式辞学長式辞
  • 理事長祝辞理事長祝辞
  • 在学生代表送辞在学生代表送辞
  • 卒業生代表謝辞卒業生代表謝辞
  • 会場の様子会場の様子
  • 家政学部 家政学科家政学部 家政学科
  • 家政学部 管理栄養士養成課程家政学部 管理栄養士養成課程
  • 文学部日本語日本文学科文学部日本語日本文学科
  • 文学部 英語英米文学科文学部 英語英米文学科
  • 文学部 神戸国際教養学科文学部 神戸国際教養学科
  • 文学部 史学科文学部 史学科
  • 文学部 教育学科文学部 教育学科
  • 健康福祉学部 社会福祉学科健康福祉学部 社会福祉学科
  • 健康福祉学部 健康スポーツ栄養学科健康福祉学部 健康スポーツ栄養学科
  • 祝賀会の司会、笑顔で頑張りました祝賀会の司会、笑顔で頑張りました
  • ビンゴゲームを進行する係りの学生ビンゴゲームを進行する係りの学生
  • 数字のチェックをする学生数字のチェックをする学生
学長式辞

ここに、晴れて神戸女子大学を巣立っていく家政学部、文学部、健康福祉学部の卒業生775名、学校教育学専攻科修了生2名、大学院博士前期課程ならびに修士課程修了生14名、合計791名の皆さん、ご卒業ならびに修了まことにおめでとうございます。心からお慶び申し上げます。

本日は、皆さんの晴れの門出をお祝いするため、ご多忙の中、多くのご来賓の方々にも、ご列席をいただいております。心からお礼を申し上げます。

そして、今日まで長きにわたり、お子様の勉学を、物心ともに支え、成長を温かく見守ってこられた、ご家族の方々も多数ご出席いただいております。神戸女子大学の教職員を代表しまして、心からお慶びを申し上げますとともに、皆様方のこれまでのご尽力に深く敬意を表したいと思います。

さて、ご卒業にあたり、巣立っていく皆さんへのはなむけと激励の気持ちを込めて、少しお話をさせていただきます。

皆さんの多くが入学された、2014年(平成26年)という年は、4月に消費税の5%から8%への引き上げがあり、6月にはブラジルでサッカーワールドカップが開催され、10月にはノーベル物理学賞を赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3名が受賞された年でありました。皆さんはこのような出来事のあった年に入学されましたが、その時からの4年間を振り返りますと、日々の授業や試験などの学業への取組みや、クラス、寮、サークルでの仲間との交流があり、さらに学外でのボランティアなどの活動や恋愛もあったかもしれません。とくに、4年生になってからの就職活動、資格試験や採用試験の受験などでは、たいへんな努力や苦労をされた人もいることと思います。

人間の成長・発達からみた場合には、みなさんが過ごされたこの4年という期間は、青年期の後期にあたり、大人への過渡期の終わりに位置する時期でありました。言うなれば、大人になるための仕上げの時期を、皆さんは、この神戸女子大学で過ごしたわけであります。学生生活はこれで卒業となりますが、皆さんの人生全体からみますと、これがゴールではなく、むしろ、一人の大人として、また、社会人としてのスタートラインに立ったばかりであります。これから先には、これまで生きてきた年月より、はるかに長い50年、60年という歳月が、皆さんを待っております。人によってさまざまではあるにしましても、例えば、就職、キャリアアップ、転職、結婚や子の誕生、さらには今日、皆さんのご家族が、まさに体験されていますように、皆さん自身の子供の入学や卒業など、人生における大きなイベントが、これからの皆さんを、待ち受けています。

とくに、社会に第一歩を踏み出してからの10年、さらに15年は、これまで以上に、皆さんの人生にとって大切な時期となります。このことを示唆する例として、例えば、50年後、あるいは60年後、皆さんが高齢者になったときに、過去の自分の人生に起った、さまざまな出来事を思い出してみたとしましょう。これは専門的には自伝的記憶と呼ばれているものですが、多くの研究結果によりますと、長い一生の中でも、特に20代を中心に、10代後半から30代前半あたりに起った経験を、最も多く思い出すということが報告されております。この理由は、この時期に進学や就職、恋愛や結婚、さらに子育てや仕事での苦労など、人生を左右する重要な出来事や選択が、多くの人に起こるためではないかと考えられています。

いずれにしましても、神戸女子大学で体験したことはもとより、これから先の10年、15年の間も、人生の重要なシーンの1つ1つとなっていく、まさに自分の人生そのものと言える濃密な経験が、皆さんを待っています。ぜひとも、これからの人生の1コマ1コマを、苦労や困難に遭遇しながらも懸命に切り開いて、実り豊かな人生となるよう歩みを進めていただきたいと心から念願いたします。

皆さんとの名残は尽きませんが、私たちは、人生の折々にいろいろなものに別れを告げなければならない時があります。本日もそのような時かと思います。この節目の時にあたって、皆さんには、イギリスの作家オリヴァー・ゴールドスミスによる次の短い言葉を送りたいと思います。

「私たちにとって最も栄誉なことは、一度もくじけないことではない。
くじけるたびに立ち上がることにある。」

生きる上で大切なことは、失敗や挫折をしたかどうかではなく、失敗や挫折から立ち上がることこそが最も大切であり、自分の人生の誇りとなるのだという意味かと思います。これからの人生で、思いもよらず、大きな失敗や挫折に遭遇した折りには、この言葉が伝える精神をぜひ思い起こしていただければと願います。

結びにあたり、卒業生のみなさん、ならびにご家族の皆様に一言、申し上げます。神戸女子大学は、昭和41年(1966年)に開学して以来、50年余りの歴史を刻んでまいりました。次の半世紀に向けて、現在、新たな歩みを進めているところであります。今後も、本学は、「自立心」をもった女性、「対話力」にすぐれた女性、「創造性」豊かな女性の育成を教育目標に掲げながら、皆様がいつまでも、誇りにできる母校であり続けるよう、教職員一同、努力して参る所存であります。これからも末永く、神戸女子大学を見守り続けていただきますよう、心よりお願いを申し上げまして、私からの式辞といたします。

本日は、まことに、おめでとうございます。

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