ブックタイトル神戸女子大学家政学部紀要 第50巻

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神戸女子大学家政学部紀要 第50巻

- 75 -Fig2に乾燥過程を追跡したニューセルの結晶周期を示す。水分率30%あたりまでは結晶周期に変化があまり変化はなく、水分率40%以上で結晶周期が急激に大きくなることが分かった。これは、水分率40%以上でガラス転移温度が室温以下になり分子運動が起こっていることに対応していると考えられる。Fig3に膨潤にともなう結晶周期を示す。ニューセルは膨潤度の低下に伴い結晶周期が小さくなるのに対し、麻は膨潤度が低下しても再生セルロースほど極端に周期が小さくならないことが分かった。【まとめ】再生セルロース繊維がウォッシャブルな繊維に近づくためには分子運動を抑制する方法が必要であり、繊維が濡れた時と乾いた時の結晶周期の差がポイントになると考えられる。Fig3. 膨潤に伴う結晶周期Fig2. ニューセルの乾燥に伴う結晶周期