神戸女子大学

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学長メッセージ
本学の海外留学の方針

2022年10月27日
神戸女子短期大学 学長 栗原 伸公

国際交流推進部長 野口 和美

本学においては、6月15日付のコロナ禍における海外留学プログラム派遣再開の方針に基づき、協定校への派遣プログラム及び交換留学を再開致しました。その後、政府は、10月11日以降、新たな水際対策措置を適用し、様々な措置が解除しましたことにより、海外の行き来が増加しております。更には、国内における規制緩和により、自由に行き来が可能となっています。

このように政府の規制緩和が進みましたことにより、徐々に感染者数が増加し、冬にかけて、第8波到来の可能性も危惧されておりますが、本学におきましては、今まで通り、渡航前の海外での感染予防対策及び危機管理教育を徹底し、学生の安全を最優先し、協定校への派遣プログラム及び交換留学を継続してまいります。

具体的には、8月には国際教養学科の台湾静宜大学長期留学に学生を派遣しましたとともに、更には、2023年度派遣に向けて、オフ・キャンパス・プログラム説明会を実施致しました。9月には英語英米文学科のハワイ大学セメスタープログラムを再開しております。2023年2月及び3月には、全学部生を対象としたハワイ大学英語研修プログラム、高麗大学プログラム、チェンマイ大学短期プログラムを実施する予定です。

8月に実施しました協定校への海外派遣プログラムの参加学生の帰国報告を聴きますと、語学力及び異文化理解の向上は勿論のこと、コミュニケーション力の向上、更には、危機管理への意識が高まったということが挙げられております。現地留学時の実体験の学生への学習効果及び学生の人としての成長をみますと、現地留学の体験の効果は非常に大きいと考えられます。

なお、全ての海外渡航については、従来通り、出発の2週間前までに、海外渡航届をポートフォリオ「manaba」により提出することを必須とします。私費留学及び個人渡航においては、外務省の危険情報レベル及び感染症危険情報レベルの如何に問わず、クラス担任に事前に相談し、指導(渡航先の危険情報レベル及び感染症危険情報レベルの確認、国際情勢の理解、海外渡航保険の加入の確認、新型コロナウイルス感染対策に関する危機管理上の必要な情報の収集)を受け、保証人と相談のうえ、渡航希望学生本人が渡航可否を判断します。

今後とも、現地での適切な感染症予防及び危機管理教育を徹底するとともに、学生本人のリスク対応能力を高めるべく、国内外の感染状況も確認しながら、学生の健康及び安全を最優先として海外留学プログラムを実施してまいります。

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