社会の複雑化は加速度的に進み、子どもたちを取り巻く環境も日々多様化しています。そうした中で、教育者にはより柔軟で幅広い視野と思考力、そしてなにより教育に関する高度な知識と技術が求められています。学校教育学専攻科は、そうした現代教育のニーズから生まれた専攻科。教育の現場でより高い指導力を発揮できる教育者を育てます。
授業科目 | 単位数 | 開講期 | 備考 | |
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前期 | 後期 | |||
教育学特論 | 2 | ○ | ||
教育心理学特論Ⅰ | 2 | ○ | ||
教育心理学特論Ⅱ | 2 | ○ | ||
情報教育特論 | 2 | ○ | ||
英語教育特論 | 2 | ○ | ||
総合的学習研究 | 2 | ○ | ||
数理基礎Ⅰ | 2 | ○ | ||
数理基礎Ⅱ | 2 | ○ | ||
学習支援実習 | 2 | ○ | ○ | |
教科教育特論Ⅰ(国語) | 2 | ○ |
小免必修 幼免取得希望者は10単位以上選択必修(但し教科教育特論Ⅱ、教科教育特論Ⅳ、教科教育特論Ⅷは小免のみ) |
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教科教育特論Ⅱ(社会) | 2 | ○ | ||
教科教育特論Ⅲ(算数) | 2 | ○ | ||
2 | ○ | |||
教科教育特論Ⅴ(音楽) | 2 | ○ | ||
教科教育特論Ⅵ(図画工作) | 2 | ○ | ||
教科教育特論Ⅶ(体育) | 2 | ○ | ||
教科教育特論Ⅷ(家庭) | 2 | ○ | ||
教科教育特論Ⅸ(生活) | 2 | ○ | ||
教科教育研究Ⅰ(音楽) | 2 | ○ | ||
教科教育研究Ⅱ(図画工作) | 2 | ○ | ||
教科教育研究Ⅲ(体育) | 2 | ○ | ||
スポーツ特講Ⅰ | 2 | ○ | ||
スポーツ特講Ⅱ | 2 | ○ | 不開講 | |
スポーツ特講Ⅲ | 2 | ○ | ||
スポーツ特講Ⅳ | 2 | ○ | ||
教育指導法特論Ⅰ | 2 | ○ | 幼免必修 |
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2 | ○ | |||
教育指導法特論Ⅲ | 2 | ○ | ||
教育指導法特論Ⅳ | 2 | ○ | ||
教育指導法特論Ⅴ | 2 | ○ | ||
教育指導法特論Ⅵ | 2 | ○ | ||
教育指導法特論Ⅶ | 2 | ○ | ||
教育法規 | 2 | ○ | ||
学校臨床心理学 | 2 | ○ | ||
教育相談特論 | 2 | ○ |
小学校の教師として、理科に自信をもって教壇に立てるようになることが目標である。小学校の理科は、学習指導要領に児童が具体的な自然の事物・現象に関わりながら、自然の性質や法則性を実感することによって科学的な見方や考え方を養うことを目標に掲げているように、自然の観察や実験を通して学ぶことが大切な科目である。そこで、この特論Ⅳでは実際に小学校で行われる観察実習や実験を体験して、自然現象の基となっている原理を深く理解することに重点をおく。
これまでに修得している保育・授業に関する理論や基礎理論や保育・授業設計に関する技能を深め、さらに保育・授業研究・評価を科学的に遂行していく実践的力量の育成を目指す。本講義では、保育・授業の改善・開発を目的として、保育や教育現場でなされる研究に焦点をあて、その方法論と実際について学ぶ。授業の形態は、前半では講義形式で保育・授業研究に関する理論的側面を、後半では保育・授業研究の実際について演習形式で実施する。
専攻科で学んでよかったこと
採用試験について、専攻科の先生に気軽に質問に行けることです。学部生の時よりも時間に余裕ができ、先生方にしっかり指導していただけるので、自分の苦手分野が克服できました。スクールサポーターにも時間を使え、教育現場をじっくり観察することができたので、その時の経験が今の仕事(小学校の教員)に役立っています。
小学校の先生になって
豊岡の小学校に勤務しています。授業や子どもたちとの関係づくり、保護者の対応など業務の多さに疲れを感じることもありますが、温かい職場環境に助けられたり子どもたちの笑顔に救われたりして、充実した日々を過ごしています。小学校の教員は子どもたちの成長を日々感じることができるので、やり甲斐のある職業だと改めて実感しています。
専攻科生専用の研究室タイプの部屋があります。この部屋にはパソコン(インターネット接続)、プリンター、プロジェクター、DVDレコーダーなどを設置しており、パワーポイント等を利用したプレゼンテーション技能なども習得できます。授業で使用されている時以外は専攻科生が自由に利用しています。
現行の小学校の全教科書(全教科・全学年・全出版社)を始め教育・国語・英語・生物・理化学などの辞典類や、日本や世界の国勢図会、地図などの基本資料を常置しています。また、採用試験対策用として神戸市や兵庫県などの過去の問題集や各教科の参考書なども用意しています。雑誌は教職の現状を把握する上で参考になる『教育課程』と『教員養成セミナー』を定期購読しています。