




理系科目を選ばなくても受験できるのが、神女の管理栄養士養成課程の特色です。1回生のうちは、生物・化学の理解度別にクラスに分かれ、基礎からしっかりフォローしていくので、理系科目が苦手でも心配しないでください。
神女が毎年100名以上の国家試験合格者を輩出する秘密は、教員陣の手作り教材。「市販の参考書より頭に入りやすい」と学生から人気です。同じく手作りの模試は、4回生になったら月に1回の頻度で実施。自分の得意・不得意を常に把握して、計画的に勉強を進められます。

入学から4年間、担任の先生が定期的に個別面談してくれます。専門的な内容ならゼミの先生が詳しく教えてくれますし、国家試験対策室の助手さんや、年齢の近い大学院生の先輩にもすぐに相談できる環境です。相談相手がたくさんいて心強いですよ。
カリキュラムの3割は、実験と実習。自分の五感で確かめながら学びを深めるから、専門的な知識も定着しやすいですよ。また、専任教員が21名在籍しており、少人数制の授業を展開できるのも強み。一人ひとりの進捗に気を配って授業を進めています。
キャリアサポートセンターでは、就職活動を控えた学生に対して、1対1の“全員面談”を行なっています。エントリーシート(履歴書)添削や面接指導などのアドバイスはもちろん、将来への不安や悩みにスタッフが寄り添います。卒業生とのネットワークがあるので、管理栄養士が働く現場のリアルな情報もお伝えできますよ。

病院、行政機関、福祉施設など、学外実習施設は100以上。企業との産学連携プログラムも実施しており、カリキュラムを通して、さまざまな業界について直接的に知ることができます。さらに、現場経験豊富な教員の体験談を聞くことも。将来働くイメージがつかみやすいですよ。
各都道府県の自治体と就職協定を結んでいるので、地元でしか得られないような情報が手に入ります。地域別の就職説明会を少人数で開催することも。さらに、全国各地で活躍する先輩たちからも求人情報が集まります。
在学中に栄養学への関心がさらに高まり、栄養学研究科に進学しました。食品分析学や食品衛生学など、専門テーマに特化した研究室に所属して、自分の興味を突き詰めることができますよ。

例えば食品会社に勤めた場合、製品アイデアを企画する部門や、製造部門、衛生管理部門など、多様な部署で栄養学の知識が役立ちます。誰にとっても欠かせない「食」にまつわる資格だからこそ、管理栄養士として以外にも、活躍の場は広がっていますよ。