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2011年10月9日
史学科 梶木

武庫離宮傘型あずまやの復元完成記念式典が行われました

2011年10月9日・日曜日、あずまやの復元完成を祝うセレモニーが行われました。神女大からは波田学長をはじめ関係の教職員が出席しました。


あずまや(中央)と鞍馬石の灯籠(左)

このあずまやは「月見山の(在原)行平卿観月松の後方」に盛り土をした上に建てられたもので、そこからは鉢伏連山から遠く淡路島を望むことができ、「庭内第一の勝地」と表現されています。またあずまやに隣接して建つ「鞍馬石の灯籠」は、このあずまやと一体となった修景を意図して配置されたものです(以上、「武庫離宮新築工事録」の記述による)。


あずまや屋根復元作業の写真展示

この日の会場には、あずまやの復元過程を記録した写真も展示されていましたが、こうした経過をまとめた報告書も作成されるとのことです。

「復元された文化財」という新たな歴史資産が加わったことで、須磨離宮公園の新たな魅力の創造にむけて、どのような可能性が考えられるのか。これは、今後の神女大と公園との連携課題のひとつであると言えるでしょう。

武庫離宮庭園の「傘型あずまや」復元事業の完成を前にして


関連リンク

復元完成記念の式典のもようはこちら
http://suma-rikyu.seesaa.net/article/229753509.htmlリンク先は新しいウインドウで開きます

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