神戸女子大学

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2025年度合格 公立こども園 私の合格Story③

2025.11.13 教職支援センター

2025年度保育士・幼稚園教諭の就職活動から内定までを振り返ってもらうインタビューを行いました。今後、シリーズで紹介していきます。

第5回目は、2026年4月から公立のこども園で働き始める学生のFさんにインタビューをしました。

Q、就活を振り返っての感想を聞かせてください。

4月からの就職先が決まり、ほっとした気持ちと同時に嬉しさや安心感でいっぱいです。採用試験を振り返ると、二次試験の模擬保育の準備が大変でした。詳細が一次試験の合否発表後で、二次試験までの期間が短かったので、準備がしんどかったです。合格した自治体の試験は、絵本を読んで、それにちなんだ活動を子どもたちと楽しむというものでした。発表された試験内容で準備はしていましたが、自分が思っていたものとは違っていたので、当日はあせる気持ちを捨てて、その場で今できることを考えました。

Q、就活を経験したことで、自分が一番成長したと思うことはどんなことですか。

面接練習や、自己分析を通して、自分らしさを採用試験の短い時間でどのように相手に伝えるのかを意識するようになりました。自分の考えを自分なりに工夫して伝えられるようになったことが一番成長できたことだと思います。

Q、どうして保育士/幼稚園教諭になろうと思ったのですか。

小学生の頃から近所の子どもたちと一緒に遊ぶのがとても楽しかったからです。その経験から、将来、子どもと関わる仕事がしたいと思うようになりました。高校生の頃、自分が向いてないと思ったこともありましたが、今さら引き返せない、やるだけやってみてそれから考えようと思いました。実習では毎日記録を書くことに多くの時間がかかり、辛い時もありましたが子どもたちの笑顔に癒されてこれからも頑張ろうと思えました。

Q、あなたが考える保育士/幼稚園教諭のやりがいは何ですか。

子どもの笑顔を見ることができた時に、やりがいを感じます。子どもが笑顔になる時は、安心していたり楽しいと感じていたりする時だと思います。保育者の関わりによって、子どもが笑顔になると、保育者になって良かったと思うと思います。実習でも初めは声を掛けても笑顔がなかった子が、6日目から声を掛けると笑ってくれるようになり、心を開いてくれたのだと嬉しくなりました。

Q、後輩へ一言

就職活動では、不安やあせりを感じることもあると思います。私は思うようにいかないことがあったり、実習と採用試験が重なったりして、辛いと思う時がありました。それでも「明けない夜はない」という言葉を信じ、前を向いて頑張ることができました。「頑張りはきっと報われる」と思うので、どのような結果が出ても、自分を信じて最後まで諦めずに頑張ってください。

Q、未来に向かって

子どもの目線に立ち、一緒に楽しみながら関われる保育者になりたいです。実習園の先生から「自分も子どもになり切って遊ぶことが大事」だと教えていただきました。私はピアノがあまり上手くありませんが、採用試験や実習を経験するまでは、完璧に弾くことに意識が捕らわれていました。今は完璧に弾ければいいけれど、それよりも失敗してもどのように子どもたちと楽しみながらピアノを弾けるかのほうが大切だと思うようになりました。これからは子どもの想いや興味を尊重しながら、自分も一緒に楽しむことで子どもが主体的に過ごせる保育をしていきたいです。

  • Fさんへのインタビュー1
  • Fさんへのインタビュー2
  • Fさんへのインタビュー3

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