

2025.12.18 教職支援センター
2025年度保育士・幼稚園教諭の就職活動から内定までを振り返ってもらうインタビューを行いました。今後、シリーズで紹介していきます。
第5回目は、2026年4月から私立のこども園で働き始める学生のOさんにインタビューをしました。
Q、就活を振り返っての感想を聞かせてください。
4つの園に見学に行きましたが、どの園もよく見え、見極めることが難しかったです。周りには決まっているクラスメイトが多かったので、焦りがすごくあってしんどかったです。何度もくじけそうになりましたが、同じタイミングで頑張っている友人がいて、「頑張ろう」「大丈夫」とお互いに気持ちを奮い立たせたことで諦めずに頑張れました。内定が決まった時は、ほっとしました。
Q、就活を経験したことで、自分が一番成長したと思うことはどんなことですか。
就職活動を通して、改めて自分と向き合う時間ができました。履歴書」や採用試験でエントリーシートを記入する際、自己PRや長所短所を考えながら書くことで、さらに「自分を知る」ことができた良い機会になりました。自分のことを今までは言い表すことができませんでしたが、就職活動を通して自分の長所や短所の確実なものが見つかり自分自身を知ることで成長できました。
Q、どうして保育士/幼稚園教諭になろうと思ったのですか。
私には年の離れた妹と弟がいて、そのお世話をしている小学生の高学年から子どもが好きになり、子どもと過ごせる保育士に憧れました。色々悩んだ時期もありましたが、実習を通して「やっぱり園がいい、保育者になりたい」と思うようになりました。
Q、あなたが考える保育士/幼稚園教諭のやりがいは何ですか。
子どもの成長を間近で見ることができ、その支えとなれることがやりがいです。実習でブロック遊びをする子どもを見ていた時も、初めはただブロックを触って遊んでいても、ブロックを付けてだんだん大きくしていき、その次には車を作り、車を作った子同士で車の競争をして遊んでいるというように遊びが進化していきます。子どもの発想力はすごいと思えますし、できることが増えて成長していく子どもたちを支えていきたいです。
Q、後輩へ一言
早い時期から焦らず、ゆっくり見て探したほうが、後に後悔することが減ると思います。どの園が良いのか悩んだら、まず、すぐに先生に相談をして、お勧めの園を聞いてみてください。先生や友人、みんなを頼りましょう。
Q、未来に向かって
子どもに寄り添い、絶対否定せず、気持ちを受け止めて認めてあげられるようになりたいです。子どもをまるごと受止め、強制せず、嫌なことをさせない、子どもたちが「園に行きたい」と思ってもらえる先生を目指します。


