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2012年2月4日
学園広報

ポーアイ4大学による連携事業−ポーアイ健康推進プロジェクト−
第14回「介護食を豊かに〜介護食の作り方と食事介助の方法〜」講演・実習を開催

最初の講演は、今本准教授の「ゼリー食などの介護食の作り方」です。食事摂取と老化の影響や食欲低下の原因について、飲み込みにくい食べ物を飲み込みやすくする方法、一例としてホウレン草を使った介護食の作り方を実技とともに説明しました。また、食べ物にとろみをつけたりゼリー状にした場合について、寒天とゼリーを比較できるように試食を用意。寒天の濃度がわずか0.2%違うだけで「食感がまったく違う」と驚かれている方も多くおられました。講義終了後も、介護食や介護食器に興味を持たれた方々が今本准教授を取り囲んで熱心に質問されていました。

ゼリーと寒天を食べ比べ

介護食器に興味深々の参加者


次の講演は、横山教授の「安全な食事の方法・高齢者弁当を使って」です。介護予防で1番大事なのは“筋力”と、参加された方々も一緒になって日常で行える簡単なエクササイズを行ないました。また「食べる」ということについて、老化によって起こる様々なトラブルの原因とその対応方法を、パネルを使用し実演も加えて説明しました。そして、口周りの運動として“食べトレ体操”を紹介。参加者全員で体験されました。

全員で筋力エクササイズ

ペアを組んで食事介助の練習


最後に食事介助の注意点について説明があり、介護用スプーンを使用しながら参加者同士で介助の練習をしました。お弁当は、ひまわりメニューサービス株式会社様より介護食弁当をご提供していただきました。ミートボールのクリームシチューを主に煮野菜などバランスのとれた内容で、「素材の味が活きている」「美味しい」と楽しく食事していただき、今回の講演・実習は終了となりました。

メインのお弁当

団欒しながら食事されました


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