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2015年11月26日
家政学科 梶木
地域連携推進事務室 瓜生

「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施報告

「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子事前学習の様子 「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子まち探検の様子 「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子不審者に変装した兵庫区職員さんからミッションを出される 「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子スタッフミーティングの様子

2015年11月26日・木曜日に「都市計画・住環境」が専門の神戸女子大学 家政学部家政学科 梶木 典子教授のゼミ生を中心に57名の学生が、神戸市兵庫区役所まちづくり課が主催する神戸市立会下山小学校5年生132名の「地域安全マップ活動」に協力し、子どもたちの「まち探検」、「安全マップづくり」をサポートしました。

梶木研究室では、2005年から「楽しく、簡単に!」をコンセプトとして「地域安全マップ活動プログラム」を開発してきました。児童館と小学校を対象に、参加する子ども達は「主体的に」「楽しく」、指導する大人は「簡単に、負担なく」実践できるような「地域安全マップ活動」のプログラムの開発を目指し、改良を重ね、日常的・継続的に実施可能なプログラムの完成を目指し研究を続けています。

今回、実施対象となる会下山小学校区は、20年前の阪神・淡路大震災により甚大な被害を受け、松本地区などでは復興まちづくりに地域住民の方々が熱心に取り組んでこられたという特徴があります。そのため、今回の安全マップ活動では、「地震・津波」に対する防災・減災学習、そして復興まちづくりに力点をおいて実施しました。

午前は、梶木ゼミの学生が子どもたちに地震や津波などについて事前学習を行い、その後児童はグループに分かれて、学生たちと一緒に校区内の「まち探検」に出かけました。「まち探検」では、地震が発生した際の避難場所や避難経路を確認しながら、子どもの目線でまち歩きをしました。また、事前学習やまち探検の際に、出題されたミッションに挑戦し、公園内にある防災倉庫の中や、広域避難場所を確認しました。合わせて、地域の人へインタビューをして交流を深め、防災の意識や地域への愛着心を高めました。

午後は、「まち探検」の成果を取り入れ「安全マップ」を作りました。学生は、マップづくりのサポートにあたり、児童の学びを支援しました。そして、グループごとに「まち探検」で見つけた危険な場所や兵庫区役所の職員の方が扮装された不審人物の特徴を発表し、情報をクラス全員で共有しました。

最後は、危険な状況に遭遇した場合に大きな声で助けが呼べるか大声コンテストを行い、地域安全マップ活動を終了しました。


「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子安全マップづくりの方法を説明

「地域安全マップ活動 in 会下山小学校」実施の様子子どもたちと大声コンテストを実施


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