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2016年8月28日
須磨キャンパス 学生課

神戸市消防団・基礎訓練に参加

2016年8月28日・日曜日、神戸市北区の神戸市民防災総合センターにて、年に一度の基礎訓練が行われ、神戸市須磨消防団の在学消防団員の2年生3名が参加しました。

基礎訓練は、神戸市の消防団員としての心得、知識・技術を身に付けることを目的としています。

当日は、まず、講堂での座学講義から始まり、消防団員としての心得を確認しました。改めて日頃からお世話になっている神戸の街や市民の皆さんを守っていかなければならないと強く感じました。しかし、大切なことは「自らの命は決して失ってはならない」ことです。人の命を助けたとしても自分が命を落としてしまっては意味がなく、神戸市消防団では「消防団員が自らの命を守ること」が“最大の任務”として定められています。

実技訓練では、規律訓練、ポンプ操法を行いました。事前に訓練を受けていたこともあり、スムーズに動くことができましたが、日頃の訓練の大切さを感じました。また、水防工法として土嚢(どのう)袋の作り方とその積み方を学びました。これは訓練を積んでいないと災害時等で速やかに実践できません。訓練では、家庭でも使える簡易的な土嚢の作り方を学びました。今後、災害等が生じた際に必ず役立つものですから、確実に身に付けておきたいと思います。

朝から一日を通しての訓練で、内容的にもかなり大変なものでしたが、とても有意義な活動となりました。私たちはたった一日の訓練しか受けていませんが、消防署の方々は、日頃からこのような訓練を積み重ね、私たちを災害から守ってくださっていることに感謝しなければならないと痛感しました。

今回の訓練で習得したことは、日頃の生活の中でも使える知識や技術がたくさんありますので、私たちもこれからの消防団活動の中で啓発に努め、訓練の成果を発揮していきたいと考えています。

次回の在学消防団員の活動は、いよいよ“コスモス祭”です。私たちの日頃の活動をアピールできる良い機会だと考えていますので、ぜひ一度ご来場ください!
お待ちしております。

関連リンク

神戸女子大学学生消防団


いざ、訓練へ!

講義の様子:団員としての心得を学びました


神戸市民防災総合センター

神戸市民防災総合センター


土嚢(どのう)作り


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