図書館ボランティアの推薦図書
2021.02.09 学園広報課
2021年で7年目を迎える須磨キャンパスの図書館ボランティアは、例年5月頃から活動を始めますが、2020年度はコロナ禍の中で思うように活動が出来ず、11月からの遅い活動となりました。 しかし12月のクリスマス企画に続き、今回の推薦図書など精力的に活動しています。2020年度は9名と例年より少ないメンバーですが、その分チームワークもよく、今回は4名の学生から活動についてお話を伺いました。
左から今回協力いただいた4年生のはらりえさん、
3年生のまーちゃんさん（姉）、
1年生のみっしーさん（妹）、3年生にいっちゃんさん。
全員 文学部日本語日本文学科に所属。
今回の推薦図書は「誰かに贈りたい一冊 ～愛の季節」という企画で、図書館ボランティアのスタッフが勧めたい本をどんな内容かが伝わるようなパッケージを手作りして、本のタイトルを隠してオススメしているところがユニークです。 まだ1年生のみっしーさんは「自分がオススメした図書を誰かが借りてくれると本当に嬉しい」とボランティアの魅力を話してくれました。また3年生のいっちゃんさんは「学生の視点ではなく図書館の内側から見えるところ」が図書館ボランティアの魅力だそう、 いっちゃんさんは将来司書になりたいという目標があります。
クリスマスに行ったクリスマスツリーを利用した企画では、ツリーにぶら下げるリースにQRコードを付けてそれをスマホで読み込むと推薦図書のスライドショーにリンクするという凝ったもの。
毎年クリスマス企画の参加賞として、ポストカードや栞、ポンポンなどを図書館ボランティアが手作りしている。2020年はコロナ禍の中、自分達にできることは何か？をZoomを使って相談しながら考えた。 情報発信基地としての図書館の役割に貢献。
見せていただいたPOPはそのひとつひとつがとても凝った作りで紹介された図書にとても興味が湧く。また手に取ってもらうための工夫や伝えたいイメージの表現などが感じられPOP制作は奥が深いと感じた。
4年生のはらりえさんは2年生の時、授業で司書として働く先輩の話を聞いて司書の夢を絶対叶えると誓い、図書館ボランティアを続けました。司書の採用試験では図書館ボランティアでの取り組みを熱く語り、 なんとT県立図書館とS市立図書館、2つの公立図書館から内定を頂くことができました。そして2021年 春からS市で司書として働く夢を実現しました。
日本語日本文学科4年生 はらりえさん 神戸市出身
司書を目指して神女大に入学。神女大の良いところはキャリアサポートセンターのスタッフが手厚く親身になって相談に乗ってくれるところ、従妹にも神女大を勧め、現在家政学科に在籍している。そして現在、 進学を考えている妹にも神女大を勧めたいと考えている。
日本語日本文学科3年生 いっちゃんさん 和歌山県出身
源氏物語に興味があり、和歌山のように海が近く都会過ぎない須磨キャンパスの雰囲気が気に入り神女大に入学した。女子大ということもあり、人間関係を心配したが地方出身の同級生も多く良い友人が沢山できた。
日本語日本文学科3年生 まーちゃんさん 淡路島出身
小学生の頃から百人一首が好きで「競技かるた部」がある大学を探して神女大と出会う。自宅がある淡路島からも通いやすく、1時間もかからず通えるところも魅力だという。
日本語日本文学科1年生 みっしーさん 淡路島出身
姉が楽しそうに神女大に通っている姿を見て迷わず神女大に入学をきめた。入学してすぐのコロナ禍でリモート授業になり学友になかなか会えない中、図書館ボランティアで良い先輩に出会えたことでますます神女大が好きになった。
本が好きで先輩後輩がとても仲良く、活動に熱心な彼女たち。公立図書館と異なり、大学図書館は実はレポート作成などのために来館し、特に本が好きではない学生なども多く来るところが特徴なんだそう。そこでそんな学生に 読書の魅力を伝え、借りてもらうことがやりがいに繋がっているようでした。そして司書を目指す後輩に夢と目標を伝えている図書館ボランティアのステキな学生達にお話を聞き、あらためて神女大生の魅力を再認できました。 皆さんも久しぶりに図書館に行き、図書館ボランティア推薦の一冊に出会ってみませんか？
※今回ご紹介した「誰かに贈りたい一冊 ～愛の季節」は、2021年2月から3月の企画として、須磨キャンパス図書館2階に展示しています。
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