2020年度 社会福祉研究交流会を開催
2020.12.05 社会福祉学科
2020年12月5日・土曜日に2020年度社会福祉研究交流会を開催しました。卒業生と在学生、教員が福祉の学びを深めるとともに交流を図ることを目的として毎年開催しています。 2020年度は新型コロナウィルス感染拡大により、Zoom開催のみとなりました。第1部で横山教授による講演、第2部で卒業生シンポジウムを行いました。
第1部の横山教授の講演は、「在職中の研究活動（教育活動）を振り返って」をテーマに、これまで介護福祉士養成に携わる中で「介護とは・介護福祉士とは」を大きな柱として研究と教育を続けてこられたことについて お話いただきました。また、最後には、担任のクラスの学生よりサプライズで「横山先生、ありがとうございました。」というメッセージ動画が配信され、感動のひと時となりました。
第2部の卒業生シンポジウムでは、3名の卒業生から、在学中から卒業後の現在に至るまでの経験に基づいたお話と、コロナ禍における実践について、事例を交えながら報告していただきました。最後の質疑応答では、 「医療ソーシャルワーカーになるために在学中に心がけておくことがあれば教えてください。」「仕事の中で感じるやりがいと葛藤があれば教えてください。」「後輩への指導で悩んでいます。どのような視点でスーパーバイズをされているか教えてください。」 といった質問が卒業生・在学生から出され、双方にとって福祉の仕事をする上での大切な心構えを再確認する貴重な場となりました。
今回は、Zoom開催という初めての試みとなりましたが、仕事や子育てで大学へ足を運ぶことが難しい卒業生にも参加してもらうことができ、第2部終了後には、卒業生と教員が画面上で交流する時間を持つことができました。 今回の開催をきっかけに、今後もネットワークを活用した社会福祉学科と卒業生の交流を続けていきたいです。
最後になりましたが、お忙しい中、ご参加くださった卒業生、退職された先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
News・Events
