神戸女子大学

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教員として働く卒業生から
いろいろなことを学ぶ

2020.11.28 家政学科

2020年11月28日・土曜日、2名の卒業生が外部講師として「教職実践演習(中・高)」の授業に登壇してくださいました。

参加した学生は中学校・高等学校の家庭科教員免許を取得予定の家政学科および管理栄養士養成課程の4年生17名に2・3年生9名を加えた26名でした。

2名の卒業生は、2020年3月に家政学科を卒業し、伊丹市立中学校と兵庫県立高等学校でそれぞれ常勤講師、非常勤講師として勤務しています。

1日の生活時間、1週間の時間割、家庭科の授業実践、教材研究の仕方、期末テストの問題作成や評価、空き時間の過ごし方、生徒の様子、職員室での同僚教員との関係等の他、楽しいこと・難しいことについてもくわしく話していただきました。

両名とも2021年度の教員採用試験に合格し、神戸市の中学校・高等学校と愛知県の高等学校で教諭として活躍してもらえることも、在学生への大きな励ましになりました。

【受講生の感想】
  • 非常勤と常勤のどちらの話も聞くことができ、とても貴重な経験ができました。中学校と高等学校との違いや、実習に行った学校とは仕組みなどが異なっていて、たくさんのことを知ることができました。周りの先生方とのコミュニケーションのとり方や生徒との関わり方、 授業以外での業務についても知ることができて良かったです。(4年生)
  • 現場で働いてからこそわかるギャップなど、ありのままの話を聞けて本当によかったです。出勤時間が早かったり、残業が多かったりなど、現実的にしんどそうだなと思ってしまうところもありましたが、その分、楽しみや喜びを感じる部分が多いのだと感じました。(4年生)
  • 今回、現場で働く方の実際のお話を聞けて、あらためて教員になりたいと思いました。もちろん、大変な職だということも実感しましたが、それを上回るほどの魅力が伝わってきました。自分が過ごしてきた時代を違う立場で、また味わうことができる、サポートできる職というのは、 やはり教員のみだと思いました。お忙しい中、ありがとうございました。(3年生)
  • お話ありがとうございました。興味深い話がたくさんあり、とても面白かったです。今は教師になるか悩んでいるので、今回のお話を生かして、将来について考えようと思います。ありがとうございました。(2年生)
  • 授業の様子1A校では育児短期時間嘱託員、B校では時間講師という違う勤務形態について
  • 授業の様子2伊丹市立中学校での1週間の時間割、1人で3学年全クラスを担当
  • 授業の資料1家庭科授業で用いた資料も紹介(児童労働問題)
  • 授業の資料2

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