神戸女子大学

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家政学科「教材開発研究」の授業を紹介

2021.10.25 家政学科

新設科目「教材開発研究」では、家庭科の教材研究の一環として教材解釈及び教材開発に実践的に取り組んでいます。
家庭科指導法Ⅱ・Ⅲでは教材研究の基本を習得する意味から、教科書の教材解釈に時間を費やしその成果を基に授業を計画し、学生同士の模擬授業を実践します。 しかし、生活事象を学習対象にする家庭科では生徒の生活実態や現代的生活課題に対応することが重要で、授業者に教材開発の力は欠かせません。
「教材開発研究」では、教科書の教材解釈によって確認できた教育内容を再構成して新たな教材に発展させたり、身近な生活事象を家庭科の教材として解釈を加え、教育内容を整理して教材として構想します。
第3・4回授業では中学校家庭分野の教科書に掲載されている被服製作教材の教材解釈によって確認できた教育内容を「基礎縫い」と「工夫できるところ」の2点に絞って抽出し、 各自で「生活を豊かにするための布を用いた製作」教材を作成しました。課題とした①完成図、②工夫できるところ、③製作の手順、④教具「手縫いの基本」をスライドにまとめ、 第5回授業の初めの時間を使って発表しました。

  • 教材開発研究1
  • 教材開発研究2
  • 教材開発研究3
  • 教材開発研究4
  • 教材開発研究5
  • 教材開発研究6
  • 教材開発研究7
  • 教材開発研究8
  • 教材開発研究9
  • 教材開発研究10
  • 教材開発研究11

中学校被服製作教材についての作品例

第5・6回授業では、「朝日新聞DIGITAL」から素材を探して、教材解釈をします。教材解釈は、学習指導要領の指導項目及び指導事項を参考にして素材記事から教育内容を抽出します。 そして、今後の予定として教育内容を内容のまとまりによって小題材、中題材に構成し、指導計画を作成します。
第8・9回授業では、選択的に教科書教材の教育内容を再構成して新たな教材に発展させます。
第10~14回授業では、各自が作成した教材ならびに学習指導計画は模擬授業によって検証し、教材解釈や教材開発について評価をします。

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