神戸女子大学

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社会福祉学科植戸ゼミの紹介

2022.07.05 社会福祉学科

2022年7月5日・火曜日の社会福祉演習Ⅱ(3年生ゼミ)において、学外特別講師として高島 順子氏をお招きしました。新型コロナの影響で実施できなかった2020年度を除いて、過去10数年にわたって、毎年講義にお越し頂いています。 高島氏は、重度知的障がいのある40代男性の母親で、神戸市東灘区の知的障害者相談員や日常生活自立支援事業の生活支援員などを務めておられ、「障がいのある人も住み慣れた地域で暮らし続ける」ことを目指して、様々な地域活動にも精力的に取り組んでこられています。 2022年度は「歩いてきた道とこれからの暮らし:ずっと地域で暮らしたい!」というテーマでお話をして頂きました。小笠原ゼミ・田中ゼミも合流して、合計25名の教員・学生が高島氏のお話を伺いました。
まず、高島氏からは息子さんの誕生から今日までの生活の様子についてスライドを交えてご紹介頂くとともに、高島氏ご自身が仲間のお母様方と一緒に「親亡き後の支援体制をつくる」ために取り組んできた様々な地域活動についてもお話し下さいました。 息子さんに障がいがあることが分かってから今日まで変わらず、「息子さんにとっての良い暮らしとは?」を真剣に追求し、その実現に向けて積極的に学校・施設・地域に出かけていき、理解者や支援者を増やしていかれたようです。多くのご苦労もあったはずですが、その経験を原動力としてこられた様子が窺えました。 また、息子さんのことだけでなく、すべての障がいのある人たちの豊かな地域生活の実現を強く願っておられることが伝わってきました。
最後に、行政や地域に対して望むこと、福祉を学ぶ学生に期待することとなどもお話して下さり、学生たちに対しては「障がいのある人たちと丁寧にかかわってほしい」「障がいのある人たちが豊かに暮らせる地域づくりの役割も担ってほしい」などといったメッセージを頂きました。
翌週のゼミの授業で行った高島氏の講義の振り返りでは、「実習では利用者のご家族と関わる機会がほとんどないので、ご家族から直接お話を伺えたことは、貴重な学びだった」「高島さんの息子さんへの深い愛情や地域での地道な取り組みに感銘を受けた」「障がいのある人たちへの差別や偏見のない地域づくりを自分たちも担っていこうと思う」などの感想が集まりました。
2022年も大変貴重なお話を頂いた高島氏に、心よりお礼申し上げます。

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