女子大生による『須磨登山プロジェクト』の活動報告を行いました

2023.11.07　家政学科

11月7日・火曜日「都市デザイン演習(3年生対象)」授業で取り組んできた『須磨登山プロジェクト』の活動報告を行いました。

神戸市は2023年に『神戸登山プロジェクト』を始動し、神戸の財産である「登山」をより楽しめる取組みを始めています。そこで今年度の「都市デザイン演習」では、女子大生による『須磨登山プロジェクト』と題し、以下の課題を中心にグループ活動に取り組んできました。

グループワークの課題

ハイキング・登山に関心のある女子大生を増やす
登山道を魅力的なものにする
須磨も登山のゲートシティであることを発信する
「山」をキーワードに、須磨の魅力を伝える

本学の須磨キャンパスは、六甲山系中西部エリアに位置し、栂尾山登山口まで10分、須磨アルプスとして知られる横尾山から東山、名勝「馬の背」にも約1時間で行ける好立地です。しかしながら、履修者の中で須磨アルプスを知っている学生は一人もいませんでした。「登山」のイメージも、しんどそう、虫が嫌い、準備が大変そう、危険そう、などマイナス意見が多くありました。

そこで、各グループで課題を踏まえたテーマの設定をしつつ、まず、学生の体力に合わせて無理のない範囲での登山を実施しました。登山後の感想では、体力に自信がない等で登山への抵抗感があった学生も含め、大半が登った後の達成感を感じていました。各自の登山経験をもとに、テーマを再考し以下の内容に決定しました。

各グループのテーマ

須磨アルプスプロデュース大作戦～登りたくなる山へ
須磨アルプス知名度調査から考える登山の魅力度アップ作戦
ここが危ない！栂尾山！危険箇所を知り安全な登山を～
食堂2Fで須磨アルプス認知度アップ作戦
須磨アルプスPRプロジェクト
山日記大作戦
須磨アルプス登山の魅力～アンケート結果をもとに～

この課題に対する授業時間は1コマ(105分)×7回。
とても短かかったのですが、現地登山から始まり、学内での学生アンケート、ポスター設置、動画作成、登山者へのインタビュー、案内板の仮設置、現地危険箇所調査etc.
どのグループも集中して課題に取り組み、報告会では作成した動画の視聴や提案に対するアンケート&即時集計結果発表もあり、各グループ趣向の凝らされた発表が行われ、相互評価を行いました。