HOME地域連携・生涯学習地域連携・生涯学習のNews2008年度 > News詳細

地域連携・生涯学習

地域連携・生涯学習のNews詳細

2009年2月25日
学園広報 橘

「食育」の神女短大
−食物栄養学科における本プログラムの開催趣旨と食育活動の視点−

このプログラムは男性−本講座は60歳以上の高齢者の方を対象−の方にも、実際に調理を経験していただくことで食材や味付けなどに興味や関心を持ち、普段食べている食に関わる意識や習慣を見直す機会と住民の皆さんが交流する場を提供することで、「健康で明るい活き活きライフを手に入れる」ことに貢献することを目的として食物栄養学科が主催し行っているものです。

この地域貢献活動は1998年から始められ、諸般の事情から変則開催となりつつも、今回2009年3月の開催をもって第7回目を迎えました。健康で生きがいある生活のためには、食事を単にエネルギー源としてのみ受動的に摂取するのでなく、意識を持ち意図して選び楽しく食べることが大切です。現在、成人の生活習慣病のみならず、小児の生活習慣病も社会問題となっています。こうした背景や予防医学の観点からも、治療食ではなく予防食として、栄養を摂取するための「正しい食の知識と意識」を身に付ける「食育」が重要視され、様々な啓発活動が全国的に活発に行われています。

神戸女子短期大学の食物栄養学科では「栄養士」の養成課程として、食育教材やレシピ作り・地域での料理教室の開催など「食育」活動に長年取り組んでおり、知識と意識が高く行動できる人材作りに力を注ぐことで、神女短大ブランドの栄養士を多く輩出してきました。今後も長年培ってきた知識とスキルを惜しみなく注ぎ、地域の健康作りと発展に活かすべく他学科とも協働して幅広い活動を行っていきます。

「大切な人の健康を守ること」に、女性は多面的に関わる場面に多く出会います。そうした女性が学び成長していくための教育機関として、神戸女子短期大学は今後も食物栄養学科が核となり他学科も協力し活動することで、多彩で多面的に食べることの「大切さ」と「楽しさ」を伝えていきたいと考えています。

食べることは生きることでもあります。健康な心と体作りは、楽しい食卓から始まります。一緒に大いに楽しみましょう。年間を通じて様々な参加型講座を開いています。機会があればぜひともご参加ください。

元の記事に戻る


 

▲2008年度トップへ ▲ このページのトップへ