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2015年8月21日
家政学科 梶木
地域連携推進事務室 瓜生

東日本大震災復興支援「平成27年度夏休み登録学生ボランティア」〜学生参加レポート②〜

神戸市社会福祉協議会と大学コンソーシアムひょうご神戸が主催する事業「東日本大震災復興支援夏休み登録学生ボランティア」に、参加している学生から、活動報告が届きました。

学生からの報告は以下のとおりです。


学生のレポート

2015年5月30日 第2回研修会

  • 2015年5月30日・土曜日に第2回研修会とミーティングがありました。研修会は、宮城県名取市にある尚絅学院大学の連携交流課の方から、名取市の現状と同大学学生ボランティアの取り組みについて話を聞きました。震災前後のまちの様子やボランティア活動内容を写真で確認しました。また、実際にボランティア活動に参加した学生の話を聞きました。尚絅学院大学の方々の話を聞き、①目標を持ってボランティア活動すること、②現地の方々に寄り添てあげることが大きな支えとなること、③被災地である前に一つのまちであることを忘れてはならないことを学びました。研修会後、今年の「東日本大震災復興支援 夏休み登録学生ボランティア」で、どんな活動をするかチームで話し合いをしました。(教育学科 1年生)

2015年6月13日 人と未来防災センター、兵庫県立大学防災教育研究センターで実施の第3回研修会

  • 2015年6月13・土曜日に第3回研修会とミーティングがありました。今回の活動は、人と防災未来センターと兵庫県立大学防災教育研究センターで実施しました。人と防災未来センターでは、施設を見学するとともに、語り部のお話を聞きました。その後、兵庫県立大学防災教育研究センターに移動し、阪神・淡路大震災からの教訓をテーマにお話を聞きました。私は、今回生まれて初めて阪神・淡路大震災について学び、再現映像の上映を見たとき、とても恐ろしいと感じました。阪神・淡路大震災の発生は、私が生まれる前で、同世代の若者や他府県の人は、ほとんど知らないと思います。今回の研修会は「記憶の風化」について考える機会となり、阪神・淡路大震災や東日本大震災を忘れず、語りついでいかなければならないと実感しました。(教育学科 1年生)
  • 私が人と防災未来センターに行くのは今回が2回目でした。1年生の時、授業で訪れたことがありましたが、今回再び展示物を見て、改めて阪神・淡路大震災や地震、それによる火災の恐ろしさを実感しました。その後、阪神・淡路大震災の被災者の方から話を聞かせてもらい、涙を浮かべながら話してくださった姿がとても印象的でした。このように自分が辛かった経験を話してくださる方がいるからこそ、後世へと情報や想いが受け継がれていくのだと心が熱くなりました。この経験は「東日本大震災復興支援夏休み登録学生ボランティア」で、被災地を訪れる際、すごく役立つと思いました。(家政学科 3年生)

2015年7月4日 事前ヒアリング報告会

  • 2015年7月4日・土曜日は、甲南大学で事前ヒアリング報告会とミーティングがありました。事前ヒアリングは、代表学生が実際にボランティア活動を実施する保育所や児童センター、仮設住宅などに伺い、活動するために、施設利用者と活動内容などについて意見交換をしました。事前ヒアリングの結果をもとに、ミーティングで活動内容を具体的に決めていきました。今回の活動は、活動内容を見直し修正するとともに、自分たちが実施するボランティア活動の目的などについて、再度考え直す機会となりました。(教育学科 1年生)
  • 今回の活動では、2015年6月27日・土曜日と6月28日・日曜日に現地で実施した事前ヒアリングの報告から、ボランティア活動内容のブラッシュアップをしました。実際に活動する保育所や児童所、仮設住宅の方々の意見をもとに、活動内容を見直すと、改善が必要なことがわかりました。事前ヒアリングの前のボランティア活動の案と、今回のミーティングで改善した案では全く異なり、ブラッシュアップしたことで、すごく現実味のある良い案が仕上がりました。活動が進み、ますます現地に訪れることが楽しみになりました。次回からは、さらに活動の細かい内容を決め、準備に入っていきます。忙しくなりそうですが、頑張ります。(家政学科 3年生)

関連リンク

東日本大震災復興支援「平成27年度夏休み登録学生ボランティア」〜学生参加レポート③〜
東日本大震災復興支援「平成27年度夏休み登録学生ボランティア」〜学生参加レポート①〜


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