神戸女子大学

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家庭科教員を目指す学生同士の交流会~教職実習を終えた4年生の話を聞く会~

2017.7.6 家庭科教員採用試験対策委員会

成果発表の様子
4年生の体験談を聞いた後、担当の教員からの総括を聞いています

2017年7月6日・木曜日・4、5時間目に、教育実習を終えた4年生の話を聞く会を家政学館1階の家政系教育実践室において開催しました。1年生~3年生10名の出席がありました。4年生には教育実習を終えての感想や実習中の生活、実習内容等について話していただきました。また、2017年度の教員採用一次試験について、筆記試験や集団討論などの内容、準備を始めた時期や勉強の仕方などについて教えていただきました。

1、2年生はまだ教育実習や教員採用試験のイメージが出来ていない状態でしたが、特にインパクトがあったのは、毎日の授業はすべて教育実習や採用試験に役に立つという話でした。後期からの受講態度が変わるかもしれませんね。

教員採用試験の筆記では、「過去問題」で解いた問題よりも模擬授業で準備したところの方がスラスラと解けたという話は、普段の授業の大切さが伝わるエピソードでした。なにより自分で時間をかけて調べ、じっくり考えた学習時間が、学力を豊かにすることに気づく契機になりました。

集団討論では大学生だけではなくすでに教職に就いている年長者も多く、ともすると怖気づいて萎縮してしまうところを、教職支援センターで実施している面接指導を受けることで不安を払しょくすることができたことを聞きました。また、教職課程を受講する上で他の人より課題や授業が多く教育実習も大変だったが、教職志望の友人が大きな助けになったことが紹介されました。実習も採用試験も事前準備をしっかりしておくことで乗り越えられる、といった頼もしい声も聴かれました。

参加者の多くは家庭科教員になりたいと思ってこの大学に入学したと語っていました。上級生、下級生の違いはあっても、家庭科教員になりたいという思いでは一致する同志です。下級生の切実な思いのこもった質問に対し、4年生は経験者の立場から余裕と多様な視点で的確に応える、まさに学生同士の学びがありました。同席した教員らにも刺激的なひとときでした。

家政学科では毎週木曜日の5時間目に家庭科教員を目指す学生が集まり、勉強会を行っています。普段は、教員採用試験の過去問題を解くなど自習を中心にしています。

今後も学年の枠を超え縦のつながりをつくる機会を増やしていく予定です。

家政系教育実践室は、家庭科教員を目指す人たちに学習室として開放しています。家庭科教科書、家庭科教育関係図書、学会誌等の文献や家庭科の教材・教具などの備品の他、黒板やパソコンを設置し、特に教採対策学習会、教育実習及び教員採用試験の準備等で活用されています。

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