健康栄養学研究科 初めての修士論文発表会
2018.2.6 学園広報
2018年2月6日・火曜日、健康栄養学研究科健康栄養学専攻修士課程の初めての修士論文発表会を開催し、2年生4名が2年間の研究成果を教職員・学部生約30名を前に発表しました。
同研究科は2016年4月に開設しました。神女大の健康福祉学部健康スポーツ栄養学科の4名の学生が進学し、栄養学を中心に捉え「健康」をキーワードにした横断的な研究を行い、健康を構成する主要な要素である「栄養」と「運動・スポーツ」をベースとした研究の成果を修士論文にまとめました。
大学院生は、研究指導の教員が見守る中、パワーポイントを使って一人15分間で修士論文の内容を発表し、その後、副査の教員が最初に質問、次に出席した教員から質問を受ける形式で行いました。やや緊張気味ではありましたが、全員が研究成果を時間内にまとめ自信を持って発表し、教員からの質問にも明快に回答しました。また、会場には大学院への進学を考えたり、研究テーマに関心を持つ学部生たちも出席し先輩の研究発表を熱心に聴いていました。
修士論文の審査を経て、所定の単位を修得した大学院生に修士の学位が授与されます。修了後は研究科で収めた専門知識や研究成果をもって、健康づくりのアプローチができる専門家としての活躍が期待されます。
健康栄養学研究科修士論文題名
- 骨粗鬆症モデルマウスにおけるマグネシウム、銅、亜鉛摂取による骨代謝への影響
- 糖質制限食を高たんぱく質食で補った際の生体への影響―植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の違いから―
- 居住形態が異なる高校生硬式野球部員の食生活の検討
- γ-シクロデキストリン包接R-α-リポ酸やクルクミンの生体への影響―運動パフォーマンス並びに同位体比の変動から―
修士論文の発表会の様子
質問をする健康栄養学研究科長の吉川 豊教授
発表を終えた大学院生たち。笑顔がこぼれます
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