学外ゼミで乳児院を見学
2019.8.9 社会福祉学科
2019年8月9日・金曜日、3年生ゼミ生6名で社会福祉法人 神戸真正塾の乳児院 真生乳児院見学に行ってきました。
学生たちは事前学習で、日本国内の乳児院の現状と課題について学習していきました。当日、副施設長の先生から、厚生労働省が推し進めている里親制度について里親支援専門相談員が配置されたことや、また乳児院の専門性を地域社会の中でどう生かして行くかについてなど、詳しく教えて頂きました。同時に毎日の施設の生活の中で、どのように子どもたちの安全を守っておられるのか、保護者の方々への具体的な支援についても伺うことができ、現在進行形で推移する社会的養護の現状を肌で感じることのできた見学でした。
学生たちの振り返り
- 「子どもを育てる」ということは目的をもってアプローチしていくスキルが求められます。そのスキルは本だけでは得ることができず、現場で培われていくものだと職員の方々の様子を見学して感じました。
- 子どもは社会で育てるものであるという考えを普及させていくこと、また地域での子育てを支える体制を充実させていくことが大切であると改めて学習しました。このような環境を作るためにはどのような支援が必要なのか、自分自身にできることは何か、社会福祉士の果たす役割は何か、これからしっかり考えていきたいと思いました。
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