神戸女子大学

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神女4年間を振り返るインタビュー~神女で良かった 神女だから合格できた~

2023.03.09 教職支援センター

2022年度卒業式を間近に控えた2023年3月9日・木曜日、この春から大阪市正規教員として働くМさんに教員採用試験と神女4年間を振り返るインタビューを行いました。
Мさんは、「神女だから教員採用試験に合格できた」「神女だから大学4年間を全力で楽しんでやり切ったと言える」と話していました。それら理由をお聞きしたいと思います。

以下の内容は生の声をお伝えするために原稿のまま掲載しております。

Q、Мさんが「神女だから」という理由を教えて下さい。
小学校6年生の時から学校の先生になりたいと思っていた私は、高3で大学を選ぶ際、教員免許が取れ、教員採用試験の合格率が高く、自宅から通える所、を条件にしていました。
神女以外にも3つの大学のオープンキャンパスに参加しました。そこで神女を選んだ理由は、教員採用試験の合格率の高さはもちろんですが、先生や先輩学生の皆が私に話しかけてくれたからです。他大学のオープンキャンパスでは、大学の環境や雰囲気はわかったものの、各自でどうぞ、という感じでほっておかれた感じがして。でも、神女は私の質問にも皆が答えてくれたし、先輩達もいろいろ教えてくれました。母とも一緒にオープンキャンパスに来て、神女にする! と決めました。

Q、実際に神女に来てどうでしたか。
本当に神女で良かったです。
1年に入学した時、クラス制で、大学でクラスっていう事に最初は驚いたのですが、交流会もあったりしてまずはすぐに友達ができた事が嬉しかったです。
入学前は「大学は人生の夏休み」って聞いていた事もあって、「授業も大教室で出席取ったらみんなが寝てて、先生だけがしゃべってる」っていうイメージだったんです。ですが、1番最初の榎元先生の教職論で凄いしっかり考えて、話して、書いてのがっちり授業で、びっくりして、他の授業もそうで、想像していた大学生活と全然違っていました。

Q、大学生活で大変だったのはどんな事ですか。
やはりコロナと教員採用試験です。
ですが、これも神女だから乗り切れたと思います。私は双子なので、同級生の他大学に通っているお姉ちゃんがいるので、比較ができるのですが、コロナの時のリモート対応や、大学からの連絡も凄く早く対応してくれて不安もそんなになかったです。そして、リモート授業の時、先生達が学生同士で話す機会を必ず設定してくれて「早く学校に行きたいね」「会いたいね」と言いながら応援しあって乗り越えました。
教員採用試験は、そうやって友達とか仲間づくりをしてくれていた事もあって、友達と仲間と「がんばろう、がんばろう」と励ましあって皆で結果を出せたんだと思っています。神女は仲の良い人だけで固まって、という感じの人間関係ではなく、「いっしょにしよう」ってフラットな人間関係で。だから、勉強も「いっしょにしよう」面接も「いっしょにしよう」でどんどん仲間が増えて行きました。教員採用試験対策も、他大学の友達に聞くとプリントを渡されて自分で頑張ってねって感じみたいだけど、神女は全然そうじゃなくて。勉強も、面接も、実技もいっぱい応援してくれる人がいました。
ですが、しんどかった事もあって。それは地元兵庫県の1次試験に不合格だった事です。
私は、筆記試験の為に毎日7:00~21:00まで仲間と勉強していました。「あれだけ勉強したのにだめだったかー」って本当に落ち込みました。でも、神女はそんな時でもどんどん次の試験対策があって。仲間も「次がんばろう」って感じで。ただこの不合格から、勉強も勿論だけど、面接は一回勝負なんやな、とか、勉強だけではない難しさが教員採用試験にはあるんやな、という事が分かりました。
神女だから止まらずに前に進めたんだと思います。そして、人生で1番頑張りました。

Q、神女で過ごした4年間で自分は変わりましたか。
自分の出来る事、出来ない事がわかって自分に自信がついてきたと思います。また、コミュニケーションの取り方が変わったかな。話をいろいろ広げたり、その為に知識をつけるようにしたり。
自分の事は嫌いではないけど、この4年間で私は、予定外の事を聞かれたりすると焦って早口になって思ってもいない事を話してしまうんだということを知りました。そして、自分が出来ない事が思っていた以上にあることも知りました。だから、人に頼って生きていかないと、仕事をしていかないといけない。その為には、日頃の人との縁を大切にしていかないといけないと学びました。

Q、Мさんの神女おススメを教えて下さい。
マーベルのパン! 抹茶ラテはめちゃくちゃおいしい!
そして、やりたいをすぐに手伝ってくれるところがある。
例えば、ボランティアしたいって思ったら地域連携センターに行けば一杯紹介してくれるし、スクサポ行きたいと思ったら教職支援センターに行ったら良いし。勉強がわからんかったらコモンズ行けば良いし。ゼミも。大学生活の半分はゼミで過ごした感じなんだけど、3カ月に1回はイベントがあるし、行ったら誰かいるし、他のゼミ室でも一緒に勉強できるし、図書館も勉強しやすいし。だから私はこの大学生活でやりたい事をやりつくしたと言えます。

Q、将来はどんな教師、女性になりたいと考えていますか。
バリバリ働いて、管理職にもなって最後まで教師をしていたいです。そのためにも、子ども達や保護者から愛される教師になりたいと思っています。

Mさん、社会人1年目、教師1年目、頑張って下さい。
人生の初めてが始まる大学卒業後の2023年4月からも神女教職支援センターでは教職卒業生ネットワークを通じて卒業生を全力でサポートします。いつでも何でも相談して下さい。
これからも、神女教職支援センターは入学から卒業後まで応援を続けていきます。

  • Mさんへのインタビュー1
  • Mさんへのインタビュー2

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