大学院生の学会発表｜神戸女子大学

大学院生の学会発表

2022.10.08　健康栄養学研究科

2022年10月8日・土曜日に摂南大学枚方キャンパスにて、第72回日本薬学会関西支部総会・大会が開催されました。

3年ぶりの対面での学会開催で、神戸女子大学大学院健康栄養学研究科からも、天然物を素材にした研究を実施している大学院2年生の3名が発表しました。それぞれの発表テーマは、「ハスカップ果実の新規機能性の探究」「ビートによる生活習慣病予防/治療の探索研究」「糖尿病治療を目指した亜鉛化合物の糖質吸収への影響評価」で、心身への影響を評価し、生活習慣病の治療や予防、運動パフォーマンスへの影響を研究したものです。引き続き研究活動を継続していきますので、良い経験になったようです。

学会で発表した3名の学生からの感想です。

「私が学会で印象に残っているのは、日頃研究のために読んでいる論文の筆者にお会いできたことです。そこで、私の研究内容に対して質問や助言をしてくださいました。同じ分野の研究者から意見を頂くことで、より研究内容が深まり、私自身も研究に対する熱意が高まりました。他の先生方や他大学の学生とも、意見を交換することができ、自身の研究内容を見つめ直す良い機会となりました」

「初めて学会に発表する側として参加してみて、自分の至らない点を多く感じました。ですが、新しい視点を得ることができ大変貴重な時間でありました。学外の先生方とお話しすること、アドバイス等をいただくことで自身の研究にとってプラスになる面が大きく、また多少分野は違えど同年代の学生と各々の研究について話す機会は新鮮で刺激をもらうことができました。今学会の経験を活かし自身の研究について検討を深めていきたいと思いました」

「初めて学会に参加し、自身の研究内容を見ていただくことで多角的な視点を得ることができました。また、様々な背景を持つ先生方や学生の意見や感想を直接聞くことができ、今後行っていきたい事も生まれました。加えて、参加されている方の研究を拝見させていただくと、自身の研究にも関連することがありとても興味深く感じました。研究に励む同世代を見ることでさらに研究に力を入れようと刺激されました」