学生消防団員による防災イベントを開催

2023.05.11　地域連携推進事務室

2023年5月11日・木曜日のお昼休み、須磨消防署の協力のもと、学生消防団員による防災イベントを須磨キャンパスで実施しました。
現在21名の学生が須磨消防団の一員として活躍しており、日々、訓練や防災イベントで知識や技術を習得しています。「救急インストラクター」の資格を取得した学生は、市民にAEDの扱い方や応急手当の指導等も行っています。

この度のイベントは、在学生及び教職員の防災に関する意識や知識を高めることを目的に実施しました。
まず初めに、Ａ館壁面に火災に見立てたパネルを設置し、消火栓による放水が行われ、「消火ホースの長さ」や「毎分の放水量」についてのクイズも出されました。

続いて、実際の火と粉末消火器を使いながら、消火器の使用手順についての説明がありました。参加学生や教職員も実際に使用手順を確認できるように、水消火器体験も行われました。

最後に須磨消防局須磨消防署消防防災課長の岡本氏より講評が行われました。

見学にきていた1年生は、「教員を目指しているので、防災学習に興味があります。子どもに何かあった際の対応にも役に立つと思い入団を考えています。」と答え、入団希望者と在学団員との交流も生まれました。
イベント終了後には、参加学生に非常食の乾パンが配布されました。

※神戸女子大学学生消防団員は、2010年4月、区域内に在学している学生が入団できるように条例が改正されたことを受け、同年10月に発足しました。神戸市初の女子大学による地域防災へ貢献することを目指した取り組みであり、同時に、神戸女子大学へは消防団協力事業所表示制度に基づく『消防団協力事業所』の表示証が交付され、神戸市初の『消防団協力大学』となりました。