奈良県の旧田中家見学・回想法ボランティアとの交流

2023.09.15　社会福祉学科

健康福祉演習Ⅱの授業で、2023年9月15日金曜日に奈良県の都跡（みあと）公民館と旧田中家に行ってきました。
奈良市指定文化財になっている旧田中家を奈良市教育委員会の文化財課指定文化財係の方と都跡公民館の館長さんから、昔の暮らしについて説明を受けながら見学しました。

その後、都跡公民館を中心に奈良市内で長年にわたり回想法の活動をされている「回想法me at memory（みあとメモリー）」の皆さんとの交流を通した認知症のある方との関わり方から安心できる環境つくりのための回想法の実践を、グループワークを中心に学びを深めました。

終了後に回想法me at memory（みあとメモリー）の方からは、若い世代の方との交流の中で、認知症のある方との関わり方を学ぶことができたと思いますや、学生の皆さんがしっかりご自身の考えを述べることができており素晴らしいと思いましたなどの感想をいただきました。

参加した学生の感想

実際に地域の中で活動されている方々から、具体的なお話しを聞くことができて、学びになりました。
いつもは同世代の人とのグループワークを大学で行っていましたが、世代の異なる方からの具体的な昔の話の引き出し方は、とても学びになりました。
地域の方々が協力して活動されている様子をまじかに感じることができて、学びが大きかったですし、自分たちの地域のことも考えてみるきっかけになりました。
奈良県まで少し距離があると感じていましたが、来ることで気づける学びが多く、公民館の近くには薬師寺や唐招提寺もあり、帰りには奈良公園にもいくことができて夏休みのプチ旅行になりました。