海外の大学とつないでの授業 国際情勢
難民及び避難民に関する講義
2023.12.21 国際教養学科
教養総合の授業でカリフォルニア州立ポリテクニック大学ポモナ校Marc Scarcelli准教授により現在の中東情勢等を中心に、難民や避難民の現状について講義していただきました。まず、難民と避難民と相違点及び昨今の避難民の増加について説明されました。難民認定の難しさや避難民となる原因も多様であることを学ぶことができました。
気候変動による極度の干ばつにより住めない状況になった場所からの避難民については何らの保護も保障されていないということです。更に、世界的に移民に対する政治的は反対も強くなっている傾向にあるともお話しれていました。Scarcelli准教授は、現在発生している紛争や気候変動の地域をもとに説明され、難民認定は勿論ですが、避難民の保護が現在の国際社会での喫緊の課題であるとも結論付けておられました。
学生の感想
- こんなに紛争や迫害から追われている難民が多いとは思わなかった
- 気候変動による避難民数に驚いた
- 難民認定が認められていない、支援を必要としながらも支援が受けられない人々がいる のだとわかった。だからこそNGO団体の支援が重要となっているのだと感じた
- 移民を受け入れる必要があるが、そのことによって起こる問題についても考える必要があるのではないか
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