2024.09.06 史学科 鈴木
「世界遺産を見に行こう!
──史学科の第一歩はココからはじまる──」
9月1日から18年ぶりに二条城・本丸御殿の一般公開がはじまりましたが、史学科ではこのような京阪神の歴史遺産を1回生から訪問することができます。
その授業の名は「入門演習(通称:入門ゼミ)」。歴史学の入門書をゼミの仲間と輪読しながら、史跡や博物館/美術館を訪問するという盛りだくさんの内容が詰まっています。
今年度は、京都の二条城のほか、宇治の平等院、大坂城、兵庫津ミュージアムといった2府1県の文化遺産を参観しました。もちろん訪問先は各ゼミで話しあって決めています。
ところで、このゼミはただ見るだけで終わりません。各ゼミそれぞれが訪問した史跡の紹介をする「プレゼンテーション」でしめくくられるのです。ゼミごとに仲間と協力しあって訪問先の情報を集めますから、仲間との連帯感が高まります。また、教員をはじめ、先輩の学生や院生のアドバイスも得られますから、1回生でも安心して作業をすすめることができます。
こうして現地を実際に訪問して歴史遺産に触れながら、新入生は歴史に対する接し方を学んでゆきます。これが史学科の学びの第一歩です。
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