神戸女子大学

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2025年度合格 教員採用試験 私の合格Story④

2025.11.10 教職支援センター

2025年度の採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビューを行いました。

第4回は、神戸市の教員採用試験に合格した学生のOさんです。

Q、就活を振り返っての感想を聞かせてください。

22年間生きてきた中で、教員採用試験の時期は一番長くてしんどく感じた時期でした。5月頃には、一般就職の友人が「内定」をもらっているのに、教員採用試験を受ける私は、9月中旬まで最後の結果が分からず、「本当に来年の春から社会人になれるのか」と不安になっていくこともありました。けれども、「教師になりたい」という意思が強くあったため、最後まで乗り切れたのだと思います。

Q、就活を途中であきらめずに続けられた理由は何ですか。

家族や教育実習先の先生、生徒、友人、大学の先生などたくさんの人が応援してくれたり、サポートしてくれたりしたことが、自分が頑張れるパワーになっていました。母は、ストレスを抱えた時は悩みを聞いてくれて「私には、先生になっている未来が見えているよ。」と言ってくれました。

Q、実習について、何が一番うれしかったですか。

実習では、中学2年生を担当しました。私が授業をした日のスクールダイヤリーにたくさんの生徒が「先生の授業がおもしろかった」と書いてくれたことが嬉しかったです。生徒と関わり、笑顔にさせることがやりがいになり、「教師になりたい」という私の背中を押してくれました。

Q、あなたが考える先生のやりがいとは何だと思いますか。

教師の仕事は、子どもたちの喜怒哀楽の時間や日々の成長を間近で見られることがやりがいだと思います。「第2の保護者」として生徒一人一人に関わり、生徒が卒業した後もお互いに記憶に残る良い仕事です。家庭科の教師になれば、自分が大好きな家庭科を大人になっても続けられ、教えることができます。そして、生徒にボタンを付けられる、料理を作ることができるといった大人になっていく力をつけさせられるところが魅力です。

Q、後輩へ一言お願いします。

教員採用試験は、自分との戦いで本当に辛くなります。けれども、これほど頑張れるチャンスは、この時期しかありません。働きながらでは、難しいと思います。スクールサポーターなどに行ってみて、経験をしてみてください。同じ夢を目指す友人や、それを応援してくれる先生方がいるので、絶対に一人ではありません。困った時には、いつでも教職支援センターに相談してみてください。

Q、最後に、未来に向かって一言お願いします。

私は、「変身できる教師」になりたいです。先生という立場であることはもちろんですが、時には保護者のように、友人のように、地域の人のように、授業外、学校外でも一人一人に関わっていき、時と場合に応じて柔軟に対応し、生徒に近い存在でありたいです。

Oさん、ありがとうございました。

これからも神戸女子大学教職支援センターは、学生の皆さんの「先生になりたい」を全力で支援していきます。

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