

2025.11.17 教職支援センター
2025年度の採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビューを行いました。
第5回は、神戸市の教員採用試験に合格した学生のTさんです。
Q、就活を振り返っての感想を聞かせてください。
教員採用試験は、今までの人生で最大の山場でした。自分を変える、自分の人生を決めるために、逃げないと決めました。そして、支えてくれる家族が、そっと私に安心できる場所を作ってくれて、一緒に乗り越えた仲間、指導してくださった先生方、その全てがあって乗り越えることができました。みんなからの言葉や、実習やスクールサポーターで関わった生徒の顔を思い出すと「絶対に先生になる」という気持ちは変わりませんでした。中学生の弟は、誰よりも私が合格したことを喜んでくれました。一人ではできなかったので、周りへの感謝も大切にしたいです。
Q、就活を途中であきらめずに続けられた理由は何ですか。
3回生受験からチャレンジして、教員になるという目標に向かって努力し続けました。高校受験で第一志望に合格することができず、それからやりたい、なりたいことに正面から向き合えていませんでした。今でも努力が必ず報われるとは思いませんが、夢を叶えるためには努力をするしかないので頑張りました。
Q、実習について、何が一番うれしかったですか。
実習では、中学1年生のクラス担当になり、2年に授業を行ないました。最終日には「担任になってほしい」「帰ってきてほしい」「授業が楽しかった」などの言葉をもらえ、泣いてくれた生徒がたくさんいてくれたことが嬉しかったです。
Q、あなたが考える先生のやりがいとは何だと思いますか。
やりがいは、3年間を通して、生徒の成長を身近で見られるところです。自分自身も一緒に成長し、学び続けられると思います。
Q、後輩へ一言お願いします。
教員採用試験を受けるか悩んでいるなら、絶対に受けるべきです。先も見えず、実習も試験もしんどかったのですが、みんなと一生懸命こんなに頑張ることはもうないと思います。一人で乗り越えるのは辛いので、悩んでいる人はみんな受けて、学部、学科に関係なく支え合えばいいと思います。どれだけしんどくても、今までに味わったことのない良い経験ができて成長に繋がります。
Q、最後に、未来に向かって一言お願いします。
生徒から信頼され、卒業した生徒が会いに来てくれるような教師になりたいです。そして、一緒に働きたいと思ってもらえる人になりたいです。そのためにも、一生、働き続けたいです。
Tさん、ありがとうございました。
これからも神戸女子大学教職支援センターは、学生の皆さんの「先生になりたい」を全力で支援していきます。


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