神戸女子大学

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1年生が「赤ちゃん先生」に参加

2025.10.16 社会福祉学科

2025年10月16日・木曜日に社会福祉学科の1年生が毎年恒例となっている「赤ちゃん先生」に参加しました。「ママの働き方応援隊」から6組の親子が「ママディレクター&赤ちゃん先生」として大学に来てくれました。

学生たちは6つのグループに分かれて、ママディレクターから仕事・結婚・妊娠・出産・育児に纏わる経験についてお話を聞きました。手作りのアルバムや年表、妊娠中の胎内のエコー写真などを学生に示しながら具体的にお話ししてくれました。赤ちゃんとの触れ合いでは、お着替えを手伝ったり、おやつを食べさせたり、抱っこ紐で抱っこしたり、ベビーカーを押したりと様々な体験をさせていただきました。学生たちは、はじめは緊張して表情が硬かったのですが、ママディレクターの温かい雰囲気と赤ちゃんの笑顔に触れて、どんどん柔らかく変化していきました。

終わる頃には、すっかり赤ちゃんと仲良くなり、タッチやバイバイをして別れを惜しんでしました。

これまで結婚や子育てについてあまり考えてこなかった学生もこのプログラムの体験を通して自分のこととしてイメージできたようです。また、多様な人の立場を知り、自分にできることを考えるという福祉を学ぶうえで大切な体験ができました。このような貴重な機会を与えてくださったママディレクター&赤ちゃん先生、そして準備や調整にご尽力いただいたインストラクターの皆さん、本当にありがとうございました。

【学生の感想】

  • 妊娠、出産は体力的にも精神的にも母体に負担がかかるが、出産してやっとわが子に会えたときは、これまでの不安や痛みなどは全て忘れてしまったというお話を聞いて、妊娠、出産は本当に奇跡であり、命は尊いものだと改めて感じた。
  • この授業を受けてから日常生活の中でベビーカーを押すお母さんに目が行くようになった。荷物を持ちながら、上の子どもと手とつなぎながらベビーカーを押すのは本当に大変なことが分かったので、困っている方がいたら積極的に声をかけて、手助けをしたいと思った。
  • 自分のグループの赤ちゃんが急に泣きだし、泣いている理由も分からないので戸惑ったが、お母さんは日々赤ちゃんがなぜ泣いているのか想像しながら向き合って子育てしていることを知り、尊敬の気持ちでいっぱいになった。
  • 子育てには母親だけでなく父親の協力が必要だと感じた。男性が大人になってから育児について考えるのでは遅いので、中学生くらいから保健体育の授業等で取り入れて意識できるようになればよいと思った。また、この赤ちゃん先生を通して子育ての体験をするのもよい機会になると思った。

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