2025.09.14 管理栄養士養成課程
高齢者の笑顔を支える栄養ケア
2025年9月14日(日)、西井・久永・杉岡ゼミに所属する3回生、4回生の学生たちが、特別養護老人ホーム「あいハート須磨」の開設30周年記念行事において、ボランティア活動を行いました。
ゼミでは、日頃から「高齢者の栄養ケア・マネジメント」をテーマに学びを深めています。今回の活動では、配膳の補助や入居者の方々との交流を通じて、高齢者の食事に対する思いや健康状態を支える管理栄養士をはじめとする多職種の栄養ケアの役割について理解を深める貴重な機会となりました。学生たちは、ボランティア活動を通じて実践的な学びを得ることができ、授業やゼミで培った知識が現場でどのように役立つかを実感できる有意義な時間となりました。
活動の成果と学生の成長
参加学生からは、「実際に高齢者の方々と交流することで、教科書だけでは学べない多くの気づきがあった」「食事が単なる栄養補給だけでなく、生活の質や喜びにつながることを改めて感じた」「食事は美味しいことが重要」といった感想がありました。学生たちは、今回の経験を通じて、高齢者福祉の現状と課題を肌で感じることができました。今回の活動は、自己成長を促すとともに、社会問題への意識を高め、将来のキャリア形成にも役立つ経験となりました。これは、将来、社会に貢献できる人材へと成長するための大きな一歩となると思います。
今後も、地域との連携を深めながら、学生たちが社会と真摯に向き合い、未来を切り拓く力を育む教育活動を推進してまいります。