

2025.10.22 管理栄養士養成課程
9月最終週から後期授業が始まりました。2回生で履修する解剖生理学実験の授業をご紹介します。1回生や2回生での解剖生理学Ⅰ・Ⅱの履修後に、解剖生理学実験があります。この科目は、これまで学んだ人体を形成する細胞・組織の構造・機能を、実験を通して解剖生理学の講義で学んだ知識と結び付け、より深く理解することを目的としています。
血液の授業では、血液の構成や役割を理解するために、赤血球の溶血をテーマに実験を行いました。生理食塩水の他、5%食塩水や蒸留水に緬羊血を希釈し、その溶液を血球計算盤にセットして顕微鏡で赤血球を観察しました。希釈する液体の浸透圧によって赤血球の形状に変化がみられることや赤血球そのものがなくなってしまうこと(溶血)があります。顕微鏡でそれぞれの溶液に希釈した赤血球を観察・比較し、その変化を生み出す理由を考察しました。次の週の呼吸器系の授業では、呼吸器系の理解を深めるために人体模型を活用しました。
様々な教育媒体や学習方法を用いて、より深くより正確な理解につながり、知識が定着するようにサポートしていきたいと思います!
血液の授業の様子



呼吸器の授業の様子
