【ご報告】第165回現代生物ゼミナールを開催しました！

2025.12.08　管理栄養士養成課程

令和7年12月8日（月）、第165回現代生物ゼミナール（主催：兵庫県高等学校教育研究会生物部会・兵庫県生物学会）を、神戸女子大学須磨キャンパスにて開催しました。
当日は、県内高等学校の教諭、本学教職員・学生など計36名が参加しました。

【プログラム】

施設見学
開会行事
講演Ⅰ
- 「蘇生論争（1859–1860）と自然発生論争（1859–1864）」
- 　鈴木忠准教授（慶應義塾大学医学部）
講演Ⅱ
- 「塩基配列によらない遺伝の分子機構」
- 　末武勲教授（神戸女子大学家政学部）
情報交換会

講演に先立ち、本学の食品微生物学（甲斐達男教授）・調理科学（後藤昌弘教授）・分子生物学（末武勲教授）関連の研究室見学を実施し、約10名の高等学校生物担当教諭の皆様に、本学の教育・研究環境をご覧いただきました。
また、開会行事では、本学副学長の後藤教授よりご挨拶をいただき、続いて入試広報課の松岡課長より大学紹介を行いました。

講演では、生物学史と分子生物学の最前線に関する専門性の高い内容が紹介され、参加者との間で活発な質疑応答や意見交換が行われました。
さらに、本学家政学部の末武勲教授からは、中村学園女子高等学校（福岡県）の武宮妙貴教諭との高大連携の取り組み事例が紹介され、今後、兵庫県内高等学校と本学とのさらなる高大連携への発展が期待されます。

本学でのゼミナールの開催にあたり、ご尽力いただきました本学非常勤講師の薄井芳奈先生、ならびに兵庫県立星陵高等学校の石川正樹先生に、心より感謝申し上げます。