2025.08.07 国際教養学科
国際教養教養学演習では、1回生時に、ノートテーキングや調査方法など大学の授業で必要なアカデミックスキルズを学習します。図書館ツァーでの文献調査方法の修得後に、実際に文献調査を行うとともに、レポートを書く際の引用方法などについても学習します。文献調査後に神戸のフィールドに出かけ、調査し、口頭発表を行い、レポートを書きます。
今回のフィールドワークは、HAT神戸に出かけました。学生は、震災後のまちの様子の変化や発展を自身の目で確かめました。HAT神戸のHATはHappy Active Townの略語です。学生は記録として多くの写真を撮るようにしました。震災以前より都市開発の計画があったということですが、現在のまち並みは、集合住宅が集中し、WHO神戸センター、人と防災未来センター、兵庫県立美術館、国際協力機構などが立ち並んでいます。まさに、グローバル・ローカルを象徴するような都市の形成を目指していることが分かります。
学生は同美術館の「見カエル」やその他復興を象徴とする芸術作品に大変興味をもったようでした。震災復興都市として、高齢者の方をはじめとした多くの住民が住みやすい場所を目指していることについても理解を深めたようです。学生たちにとってHAT神戸の魅力を発見したフィールドワークとなりました。