2025.06.20 史学科 齋藤
「神戸女子大学歴史ウォーク2025を開催」
神戸市立須磨離宮公園では、5月31日(土)から6月30日(月)までの期間、花しょうぶあじさい観賞会が開催されています。
この期間中の6月8日(日)、史学科は歴史ウォーク2025を開催し、園内を1時間ほど散策しながら離宮公園の歴史スポットを市民の皆様にご案内しました。ミュージアム同好会の技術指導員をつとめる日本史学専攻の大学院生が離宮公園の歴史と文化財について説明しながら園内を歩きました。
今回の経路は、潮見台に集合してから正門にくだり、馬車道にそって中門広場に到着。中門をくぐったあと再び潮見台と休憩所を経てバラと噴水を見ながら月見台に至りました。そこでゆっくり須磨の海を展望したあと、最後は隧道に到着しました。隧道では史学科の教員(齋藤 瑞穂 准教授)が考古学・モノの視点から近代の建築技術・レンガについて解説しました。普段は見逃してしまう文化財の意外な見処を参加者一同が学ぶことになりました。
この日曜日は本学の潮見会が園内のFlower café-bloom-で出店していました。新企画のクリームソーダが初夏の渇きを潤してくれました。また、教育学科の学生が子ども向けのカラフル三つ編みイベントを開催中で、中門広場は子どもたちの歓声があがっていました。
今後も須磨離宮公園での活動を盛り上げつつ、須磨と離宮の文化遺産を守り継ぐことに貢献できたらと思います。
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