2025.05.10 心理学科
心理学科の特色の一つに、「地域につながり地域に開けた学び」がある。例えば、3回生の「心理学研究総合演習」の授業においては、地元の企業や団体と連携して課題解決(PBL)に取り組んでいる。
課題解決に向けては、目標に対して、現状を把握し、そのギャップを埋める解決策を検討していく。学外の企業や団体との活動を始める前に、心理学科のオープンキャンパスを題材として、「課題解決 基本シート」を用いて、現状把握・解決策をグループで議論し、試作案(プロトタイプ)を5月のオープンキャンパスにて実施した。
オープンキャンパスへの現状把握として、資格の解説を増やした方がよい、学生生活の日常をもっと知りたい、臨床・経営・メディアの3つのモデルがあることがはっきりしない、などの問題点が出された。これら問題に対し、「学生生活の日常に関する動画を作成しオープンキャンパスで放映する」、「訪問者が話しかけやすいようPAIR WALKを企画する」など、改善を図った。こうした学内でのPBLの活動をベースに、今後は学外の企業や団体との連携に取り組んでいく予定である。