2025.06.20 心理学科
神戸女子大学心理学部は、地域との連携を重視し「こころと社会をつなぐ。動かす。」をテーマにしています。
今年も、「メディア心理学Ⅱ」(栗田教員)では、地域局の重要な役割を担う(株)サンテレビジョンの榎木麻衣アナウンサーに特別講義を行っていただきました。
昨年は阪神淡路大震災から30年を迎えた神戸ですが、榎木アナは「節目」という言葉は使わないそうです。そこにも、「言葉のプロ」としての榎木アナの実直で温かなお人柄が感じられました。
大学では心理学も学ばれたことが、今のアナウンサーとしての仕事に非常に役立っているそうです。「心理学は、仕事の種類に限らず必要な学び」であると、ご自身の経験をまじえてお話いただきました。
話題は、昨年の兵庫県知事選挙の開票特番にも。当初の2時間枠を30分延長して放送され、開票特番としては過去最高の視聴率を記録したそうです。「公平・公正」を遵守するテレビ局として、難しい局面でもあったと、語られました。
ご講義の終盤は、「伝え方のスキルを磨く」ためのレッスン。学生らは、立ち上がって発声の練習をし、自己PRにもチャレンジ。わいわいと賑やかな学びの時間になりました。
榎木アナ、今年も素晴らしいご講義をしてくださり、本当にありがとうございました!
(以下は、学生の感想の、ほんの一部です。)