


2025.11.08 学園広報
11月8日、神戸市産業振興センターで兵庫県中小企業診断士協会が主催する「ビジネスプランコンテスト」が行われました。エントリーは62チームが参加。
その中から心理学部心理学科、吉川ゼミの2名(3回生)が最終審査(6チーム)に進出し、見事「グランプリ」を受賞しました。

学生たちは淡路島の観光客集客をテーマに、マーケティングの視点から地域資源を活かしたビジネスアイデアを提案。
SNSを活用した情報発信や、神戸市の企業との連携によるアイデア創出などで、若者ならではの新しい発想でチャレンジしました。


企画のテーマは、「玉ねぎ型自転車で淡路島を満喫」。
淡路島特有の地域の課題や利便性など、改善に必要なアイデアなどを10分間のプレゼンに詰め込み、多くの審査員・来場者に向けてプレゼンを行いました。

心理学部の学びを実践に活かした点も今回の成果につながりました。情報に関する授業で培ったデータ分析やプレゼンテーションスキル、グループワークで身につけた表現力、そしてパワーポイントを用いたプレゼンテーション授業での経験が、発表内容の完成度を大きく高めました。

また、マーケティングの専門家である吉川先生の指導のもと、ターゲット分析や市場調査の重要性を学び、それを実際のアイデアづくりに活かしました。
Kさんの感想 ※写真(左)
「目標だったグランプリを取れて、嬉しい気持ちでいっぱいです。努力が実りました。ここまで来られたのは、パートナーがDさんだったからと、多くの方々の支えがあったからです。そして、吉川先生からのアドバイスは、ビジネスプランを考える上で大きな力になりました。大学生の立場でこのような機会にチャレンジできたこと、ビジネスの厳しさや難しさを肌で感じられたことは大きな財産になりました。今後は発表だけで終わらせず、実際に事業として形にしていけるよう取り組んでいきたいです。」
Dさんの感想 ※写真(右)
「グランプリ!最高の気持ちです。2人で頑張って良かった。ここまでのプロセスで得た経験は何にも代えがたいものです。特にプレゼンでは「どうすれば評価者に自分たちの思いが伝わるか」という点で苦労しましたが、その過程で伝える力の重要性を実感しました。多くの先生方や仲間に支えられ、チームとして成長できたことが一番の成果だと思います。今回の経験を糧に、今後はアイデアを実際のビジネスとして実現することを目標に頑張っていきたいです。」

心理学を通したビジネスとの向き合い方や、将来社会で活躍する糧として今回の経験を活かしてもらいたいです。

(受賞した学生と吉川先生)
神戸女子大学では、今後も学生一人ひとりの発想力と実践力を伸ばす教育を推進し、地域社会に貢献できる人材の育成を目指してまいります。