2025.08.05 学園広報
2025年8月5日、滋賀県 近江八幡市立運動公園内の野球場(スタジアム)で硬式野球部が初の対外試合に臨みました。記念すべき第一戦は、至学館大学です。神戸女子大学は関西学院大学との合同チームとして参加しました。
部員は現在9名(※8月現在)。野球経験者から未経験者まで、さまざまな選手たちが「神戸女子大学で野球がやりたい」をという思いで集まりました。
午前9時、スタジアムに到着しました。
2時間後に始まる試合に向けて、早速ウォーミングアップ開始です。
ランニングで体を温め、ストレッチで筋肉をほぐした後、キャッチボールやノックを通じて実戦を意識した動きを確認しました。
合同チームとして試合に臨む関西学院大学の選手との声かけや、メンバー間の笑顔も随所に見られ、チーム全体として明るく前向きな雰囲気が感じられました。
チームでとった1点
午前11時、主審の合図と同時に試合が始まりました。試合は序盤から先制される展開。それでも4回、先頭打者ヒットで塁にでると、後続が続きランナー2塁。打席に入った選手がタイムリーを放ち、貴重な1点が入った。チームにとっての「貴重な1点」。ベンチでは選手、監督が一つになって喜びました。更に打線は続き2点目も入りましたが、試合は惜しくも敗れました。次につながる価値ある初の対外試合になりました。
試合を終え、キャプテンに感想を伺いました。
キャプテン(3年・文学部 教育学科)は、「創部から目標にしていた初の試合。勝ち負け以上に、自分たちが試合するグラウンドに立つこと自体が大きな一歩でした。実戦形式の野球を経験することで、課題が見つかり、チームのモチベーションは上がったと思います。次は試合に勝つための練習をしっかり行い、1勝を掴みたいです。」と前を向いて語った。
今回の試合を経て、野球部は夏以降の対外試合や公式戦出場を目指して準備を進めていく。
最後に山内監督に試合後の感想を伺いました。
山内監督は、「創部以来初めての対外試合は35℃を超える厳しい暑さの中でしたが、選手たちは現時点での力を精一杯出し切ったと思います。体力面や技術面、ベンチワークなど学生個々で新たな課題が見つかりましたので、公式戦へ向け練習に取り組んでいきたいと思います。今回、連合チームでの試合参加の機会をいただいた関西学院大学さん、対戦いただいた至学館大学さん、びわこ成蹊スポーツ大学さんには大変お世話になりました。良い経験をさせていただき感謝いたします。」と笑顔を見せた。