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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2018年9月18日

9月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

18丁裏上:《武悪(ぶあく)》 下:《大黒連歌》
資料画像
「能画図式」(のうがずしき)
刊 半紙本 1冊 
明治20年東京吉田金兵衛刊
伊藤正義文庫

 河鍋暁斎(かわなべきょうさい)筆の狂言画の絵本。『能画図式』の初版は慶応3年(1867)で、もとは乾坤2冊に分けて出版された。明治20年に再刊された本書は、慶応3年刊本のうち、乾冊の末尾8曲と坤冊の全64曲を合わせた計72曲の狂言画が収められている。本書は、慶応3年刊本とは一部で曲の掲載順が入れ替わっており、彩色も異なるが、再刊の経緯については不明。狂言の一場面が、写実的でありながらユーモラスな筆致で描かれ、現在の漫画のようにセリフの一部も記されている。
  河鍋暁斎(天保2~明治22年〔1831~1889〕)は、江戸・東京在住の日本画家。少年時代より駿河台狩野家で修行し、独立後は風刺精神にあふれる狂画(滑稽な絵)、浮世絵、錦絵などを描いた。暁斎は、絵師の修業時代から大蔵流分家で宝生座付の八世大蔵弥太夫虎重に狂言を習い、素人ながら相当な技量の持ち主であったらしい。暁斎は多数の能狂言画を遺したが、能楽への深い造詣と卓抜した画力に裏付けられたそれらの絵画は、役者の躍動感と狂言の持つ滑稽味にあふれ、幕末・明治に描かれた、さまざまな能・狂言画の中でも、とりわけ異彩を放っている。

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