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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2019年1月15日

1月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

『和楽山謡曲寺観世音参詣独案内』部分
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伊藤正義文庫蔵
『和楽山謡曲寺観世音参詣独案内』
カラー印刷 巻子本 1軸

  謡曲の習得過程を、架空の寺院に向かう参詣道に見立てて絵画化したもの。明治から昭和前期にかけて大阪で活躍した日本画家の庭山耕園筆。
  詞書によると、和楽山謡曲寺は聖徳太子の命を受けた秦河勝が建立した寺院であり、本尊は「服部観世音菩薩」とされる。初心者は、まず麓の「小謡の浜」から出発し、はるか山頂の「本山」を目指す。出発して程なく参詣道は四つのルートに分かれるが、仮に最も正道とされる「達者街道」を選ぶと、およそ「雲林院」「鵜飼川」「田村堂」「竜田明神」「羅生門」「松風松」「地拍子峠」「高砂明神」の順に参詣道が進み、「誓約門」に至る。さらに、その門をくぐり、「昭君柳」「草紙洗池」を過ぎると、まもなく謡曲寺の正門の「真入門」が現れ、ようやく「本山」に辿り着く。本堂の東の間には、能の最奥位の秘曲として扱われる三老女、すなわち「関寺小町」「姨捨」「桧垣」の三幅対が掛けられている。また、本山の右側後方には「独吟峯」、左側後方には「一調之嶽」がそびえている。
  明治期の大阪で名手とうたわれた観世流シテ方橋岡雅雪(明治四十三年〔1910〕歿)の十三回忌追善記念に作成・配布されたものらしい。

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