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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2018年1月5日

1月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

「脇語抄」 上冊 本文冒頭見開き
資料画像
江崎家旧蔵資料
写 半紙本 上下2冊

福王流ワキ方の江崎家に伝来したワキの語り集。上冊21曲、下冊30冊の計51曲所収。寛政7年(1795)6月江崎唯右衛門直充(磯二)写。ワキの語りとは、ワキが相手役に対し、昔からのいわれや過去の出来事などを語る演技をいう。
江崎家は、江戸時代より300年以上、姫路を拠点に活動してきたワキ方の名家であり、直充はその5世に当たる。上冊の奥書に「寛政七乙卯年六月三十日/以福王家證本慥写之畢/江崎磯二直充(花押)」、下冊の奥書に「寛政七卯六月福王御本ニ而写之/江崎直充(花押)」とあり、直充が師家の福王宗家所蔵の本を書写したことが知られる。ただし、上冊の末尾には奥書に続いて「弓語」の本文が記されており、この1曲については師家所蔵本には含まれない曲を追補した可能性が高い。
 稀曲が多く所収され、「初伊勢・磐倉・五位・銘剱・入唐空海・日本紀・菊翁・二万里・吉野正行・泉松」は、本書にしか見えない曲名。また、「智略張良」には「福王盛義(福王流2世宗家)作」、「日本舞」には「福王盛充(福王流11世宗家)作」との朱筆注記がある。『未刊謡曲集』続22(平成10年古典文庫)に、本書の翻刻が載る。

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