所蔵資料
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所蔵資料の目次
センターの蔵書(洋装本・逐次刊行物など)
センターでは、後述する橘文庫を基盤として、古典芸能と民俗芸能に関わるさまざまな書籍、報告書、雑誌等の書籍の一層の充実をはかっている。所蔵資料が古典芸能と民俗芸能(民俗学)関連に片寄っているため、従来図書館で使われている10進分類法では分類がむつかしい。そこで、センター設立以来、独自の分類法を模索し、現在、以下の分類法で書籍を分類している。
なお、整理の都合上、報告書の類はすべてⅡ-A(総記)に分類している。

| 般 | 芸能一般 |
|---|---|
| 雅 | 伎楽・雅楽 |
| 能 | 能 |
| 狂 | 狂言 |
| 浄 | 人形浄瑠璃(文楽) |
| 歌 | 歌舞伎 |
| 他 | その他の芸能・演劇 |
| 民 | 民俗芸能・民俗学 |
| 沖 | 沖縄・奄美諸島関連資料 |
| 外 | 外国語で書かれた書籍 |
*
の各項目には以下の細目が付く
| 1 | 総記 |
|---|---|
| 2 | 叢書・全集・選集 |
| 3a | 歴史史料 |
| 3b | 歴史研究 |
| 4a | 伝書 |
| 4b | 注釈書 |
| 5 | 脚本(謡本台本・正本・床本等) |
| 6 | 音楽 |
| 7 | 美術(面・装束等含む) |
| 8 | 劇場・舞台 |
| 9 | 演出・技法 |
| 10 | 研究・批評 |
| 11 | 雑 |
| A | 総記 |
|---|---|
| B | 哲学 |
| C | 歴史 |
| D | 社会科学 |
| E | 自然科学 |
| F | 技術 |
| G | 産業 |
| H | 芸術 |
| I | 言語 |
| J | 文学 |
| K | 逐次刊行物 |
| 外 | 外国語で書かれた書籍 |
| 般 | 芸能一般 |
|---|---|
| 民 | 民俗芸能 |
| 雅 | 伎楽・雅楽 |
| 能 | 能 |
| 狂 | 狂言 |
| 浄 | 人形浄瑠璃(文楽) |
| 歌 | 歌舞伎 |
| 他 | その他の芸能・演劇 |
| 雑 | 雑 |
センターの蔵書(和本)
洋装本の充実とあわせて、古典芸能に関する一次資料の収集もまた、センターが目指していることである。さいわい、以下に記す特殊文庫の存在によりある程度の一次資料を所蔵することはできているが、今後も資料を収集・充実させていきたい。
現在所蔵している特殊文庫以外の和本は、主に能楽関連の書籍であり、その全容については、近々目録として公開する予定である。
特殊文庫について
橘文庫

「橘文庫」は、大阪能楽観賞会事務局長であった、故橘豊秋氏(産経氷室社長)の旧蔵本ならびに昭和35年以来の同会の資料からなる。旧蔵本の内容は、能楽資料を中心としながら、歴史資料等も含んだ広範囲なものである。平成6年3月、橘豊秋氏の旧蔵本が弘子夫人より寄贈され、これを広く能楽研究者や愛好家の閲覧に供するため設置されたのが本センターの前身「能楽資料室」である。
吉田文庫
「吉田文庫」は、平成12年10月に吉田精一氏より寄贈を受けた能楽資料群である。その内訳は、五百番謡本(本箱入り105冊)・塩小路光貫筆仕舞付(7冊)・謡名寄(2冊)・乱曲久世舞要集(2冊)・光悦本仕立謡写本(2冊)・能狂言画帖(1冊)である。
<檜書店旧蔵謡本版木>
平成13年8月、謡本の専門書店である檜書店(本店東京)が、京都の店に所蔵していた謡本の版木の寄贈を受けた。この版木は、明治まで実際に使用されていた観世流と金剛流の謡本・小謡本等の版木である。近年ようやく、すべての版木を曲毎に整理することができ、目録も近々公開する予定である。
伊藤文庫
旧「能楽資料室」では、資料の充実をはかるため、平成7年度に伊藤正義名誉教授所蔵資料の一部の寄託を受けた。本センターへと移行した後も、逐次資料を始めとした寄託資料はそのまま活用させていただいている。なお、平成7年10月のコスモス祭においては、伊藤正義名誉教授の能楽資料をもとに、能楽資料室開室記念資料展を開催、出品目録を作成している。
森修文庫
近世芸能資料を中心とする「森修文庫」は、本学教授 故 森修氏の旧蔵書である。和書と洋装本からなり、その大部分は現在大学図書館に収蔵されている。そのうち分類整理の遅れていた和装本は、書影を付した目録をデータベース化してインターネット発信している。
「森修文庫」の内容は多方面にわたるが、近世芸能資料がその中核をなす。平成12年のコスモス祭には志水文庫本(信多純一名誉教授蔵本)と併せて「近世演劇展-森修文庫を中心として-」を開催、同時に出品目録を作成している。
喜多文庫

平成4年本学に寄贈された喜多文庫は、民俗芸能研究家故喜多慶治氏の長年に渡る調査資料群である。その内訳は、各地の芸能を撮影したスライド9,381点、カラーネガ11,939点と白黒ネガ28,700点、現像された写真、喜多氏による調査記録のノート等から成る。調査期間は昭和30年代から50年代まで、調査地は本州・四国・九州のほぼ全域に至る。調査された芸能の中には、すでに廃絶したものや変容してしまったものもある。
これら資料群の整理・公開は古典芸能研究センターの事業の大きな柱となっており、現在も公開に向けての作業が継続的に行われている。膨大な資料の内、スライド写真には喜多氏による情報がマウントなどに記されていたため、比較的容易に整理が進み、平成12年度以降、古典芸能研究センターのHP上で公開している。その他未公開資料の閲覧については、利用案内を参照のこと。
沖縄祭祀資料

平成14年、古典芸能研究センターでは、沖縄祭祀研究会(甲南大学地域文化研究会の中の沖縄祭祀に関する分野の研究会)から、1978(昭和53)年から1996(平成8)年の18年間に渡り調査した沖縄の祭祀に関わる調査資料の寄託を受けた。収録する祭祀は31、種類別では26の祭祀に及び、地域的には、北は伊平屋島、南は波照間島、西は西表島と、広範囲に渡る。その資料の内、写真約8,000枚のデジタル化を行い、そのデータベース化に取り組んできたが、平成19年にそのデータベースが完成し、現在公開されている。