神戸女子大学古典芸能研究センター


(イメージ画像)

古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2018年7月31日

8月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

『謡抄』 「高砂」冊・初丁表

資料画像
『謡抄』
刊 大本 全10冊

  『謡抄』は最初の謡曲注釈書。文禄4年(1595)から関白豊臣秀次の命により、五山僧や浄土宗・日蓮宗の僧、公家が参画して行われた注釈の成果が原形となった。編纂作業は秀次の死によって中断したが、慶長年間に山科言経や鳥飼道晣(金春大夫喜勝の弟子、車屋謡本の筆者・節付者)らの再編作業を経てまとめられた。
  内容は、当初予定の100番(底本は金春流)に秀次の希望で追加された「弓八幡」「歌占」を含む全102番の注釈。写本に基づいて刊行されたのが古活字版『謡抄』で、本書はその最古本である守清本。本文は、漢字交じり片仮名楷書体と草書体とが混在する。和文については行書体、その他は活字体で記すのが特色(注釈者の区別のためらしい)で、底本の写本にあったはずの返点やふりがなの類はすべて省略されている。
  センター蔵本は1曲を欠く全101曲で、「籠太皷」冊(「班女」欠、曲順も異なる)以外は、早稲田大学演劇博物館蔵安田文庫本と巻の構成・曲順も同じ。

当サイトのデータについて

神戸女子大学古典芸能研究センターが公開しているすべてのホームページおよびそこに含まれる画像データ・テキストデータ等は、神戸女子大学が著作権を有しており、その扱いは日本の著作権法に従うものとします。これらのデータを、法律で認められた範囲をこえて、著作権所有者に無断で複製・転載・転用することは禁止します。

ページのトップに戻る

学校法人行吉学園

(C) 2008 YUKIYOSHI INSTITUTE. All Right Reserved.