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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2018年6月15日

6月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

文政十三年四月十三日「道成寺」披キ
所作附諸用控

(1丁表 型付の冒頭部分)
資料画像
江崎家旧蔵資料
文政十三年四月十三日「道成寺」披キ所作附諸用控
写 横帳 1冊

 文政13年(1830)4月13日、京都の竹内舞台において能「道成寺」が上演された際に、福王流ワキ方6世江崎仙右衛門直言(1862年55歳没)が書き留めた型付などの記録。この時の演能は、京都の観世流シテ方4世片山九郎右衛門豊泰(1843年60歳没)が初めて「道成寺」のシテを演じた「披(ひら)き」に当たり、姫路在住の直言は上京して豊泰の相手役に当たるワキの住僧を勤めた。本資料の最初には、この演能時のものと見られる「道成寺」の詳細なワキの型付が記され、以下、「道成寺」のシテ・ワキツレ・アイ・囃子方を記した番組、直言の上京から帰郷までの日程、片山家から受け取った謝礼や旅費の内訳、新調した装束や小道具の費用、贈答品の内容と相手などが記録されている。 
 古典芸能研究センターの伊藤正義文庫には、この時の刷り番組1点が所蔵されており、それによると、能会は4月13日・14日の二日間催され、直言は「道成寺」のほかに、13日「田村」と14日「右近」の能2番のワキを勤めている。シテは、いずれも「道成寺」と同じ豊泰であった。なお、伊藤正義文庫所蔵の刷り番組については、本ホームページの古典芸能研究センター蔵能番組データベースを参照されたい。

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