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古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。

最新情報

最終更新日:2018年10月16日

10月の資料

古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。

第13図(最終図)《金札》
資料画像
「能狂言画巻」
紙本著色 巻子本 1軸
明和9年(1772) 福王雪岑(ふくおうせっしん)筆

  能と狂言の彩色絵13図が交互に描かれた絵巻。全6紙。絵巻の末尾に「右一軸/行年七十二歳雪岑筆(朱印)(朱印)」の落款があり、明和9年(1772)、雪岑72歳の時の作品。冒頭の《三番叟》に続き、上演の一場面を描いた6曲の能絵と5曲の狂言絵が収められており、能は五番立の曲順にそって並べられている。なお、能・狂言絵を制作するための粉本を集成した『能楽図譜』(法政大学能楽研究所蔵)に、雪岑が82歳の時に描いた「金札」の演能図の写しが収められており、この絵巻の同曲の絵と同じポーズをとった後シテが描かれている。
  雪岑は、ワキ方福王流9世茂右衛門盛勝(元禄14年~天明5年〔1701~1785〕)の画号。絵を英一蝶(はなぶさいっちょう)に学び、能・狂言を題材とした絵をよく描いたほか、俳諧本の挿絵も手がけた。家元の立場でありながら、絵師としても本格的に活動した雪岑は、福王家歴代の中でも異色の経歴の持ち主だと言える。
所収曲:三番叟・老松・福の神・田村・猿座頭・二人静・政頼・道成寺・枕物狂・土蜘蛛・仏師・咸陽宮・金札

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